2024年03月20日
アイデアよもやま話 No.5847 格差社会問題は解決出来ても、・・・ その2 平和な社会の実現!
前々回、格差社会問題解決の特効薬についてお伝えしました。(参照:イデアよもやま話 No.5845 格差社会問題解決の特効薬とは・・・
しかし、この問題が解決しても、次なる大きな問題があることに気付いたので、2回にわたって、ご紹介します。
2回目は、平和な社会の実現です。

前回、アイデアよもやま話 No.5846 格差社会問題は解決出来ても、・・・ その1 フィージビリティスタディの重要性!で人類の英知を結集し、更にAIなどを活用すれば、私たちが考える“あるべき社会”は実現出来るとお伝えしましたが、最後に残るのは平和な社会の実現です。
この問題の解決は最も困難です。
その理由は、No.5814 ちょっと一休み その915 『 人を動かす要件とは!』No.5826 ちょっと一休み その917 『人を動かす根源について!』でもお伝えしたように、人類は一人一人がいろいろな欲望を持っており、その中には征服欲や権力欲があるからです。
また、こうした人物の登場には、その人物が生まれ育った環境も大いに影響しています。
今、世界の秩序を破壊しようとしているロシアのプーチン大統領、および中国の習近平国家主席などは、まさにこうした典型例と言えます。
ですから、現状のままのロシアや中国では、これからも第二、第三のプーチン大統領、および習近平国家主席が登場してくる可能性が大いにあるのです。
一方、アイデアよもやま話 No.5831 世界の戦争終結に向けた考え方!でお伝えしたように人類は合理的な精神も持ち合わせています。
具体的には、自由、平等、人権の尊重、および平和の希求といった考え方です。
そして、こうした合理的な精神を発揮する前提として、私たち一人一人が現実をありのまま、客観的な事実として把握出来ることがとても重要なのです。
そのうえで、アイデアよもやま話 No.5827 参考にすべき、亡きナワリヌイさんの行動指針!でお伝えしたように、“あるべき社会”の実現を目指して、決して諦めないこと、そして各国の国民が連帯して行動に移すことです。

なお、世界のどの独裁者も自国の国民の民意、すなわち反政府的な意識、更に反政府活動の広がりをとても脅威に感じています。
ですから、少しでもこうした芽を小さいうちに刈ってしまおうと常に躍起になっているのです。
ですから、私たち一人一人がこうした現実をしっかりと認識して、自信を持って、諦めずに常にこうした独裁者に立ち向かい続けることがとても重要なのです。

 
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