2024年02月25日
No.5826 ちょっと一休み その917 『人を動かす根源について!』
前々回の「ちょっと一休み」では人を動かす要件についてお伝えしました。(参照:No.5814 ちょっと一休み その915 『 人を動かす要件とは!』
今回は、素人なりに更に深掘りして、人を動かす根源について考えてみました。

そもそも人に限らず、生物には生存本能があります。
それは、自己が生存する上で、プラスに働くかマイナスに働くかで、その(プラスの要素―マイナスの要素)の結果が出来るだけ大きいと期待出来る方を選んで行動するということの繰り返しです。
そして、高等生物になるほど知能が発達するので、長期的な、あるいは複数の観点から判断出来るようになります。
こうしたことから、地球温暖化対策などは広い意味で生存本能によるものと考えられます。
しかし、こうした価値観の源泉は、生存本能とは別に以下のような要素から成り立っています。
・遺伝子
・家庭や学校で受けた教育
・育った地域の風習やしきたり
・国の理念や体制

なお、こうした価値観の相違によって、人を動かす要件も変わってくるのです。
ということは、遺伝子以外の価値観の源泉の要素は人為的なものなのです。
ですから、人を好きになるにしても、何を学ぶにしても、職業を選択するにしても、理想とする人物もこうした要素により規定されます。

なお、国際社会は以下の普遍的な価値観を尊重すべきであるといった見解が一般的です。
・自由
・平等
・人権

これらは、生存本能を幹とすれば、枝葉のような存在と言えます。

そして、国民の自由や人権の尊重を重視するか、あるいは国としての統制を重視するかによって、世界各国は大きく、以下のように人為的に2つに大別されます。
・民主主義国vs独裁国家
・民主主義国vs共産主義国
・資本主義国vs共産主義国

このような状況に私たちの行動は規定されているというわけです。

 
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