No.4356 ちょっと一休み その672 『”ハッカー”の持つ優れた技術力』で”ハッカー”についてご紹介しましたが、3月9日(土)放送の「マツコ会議」(日本テレビ)では、いかに“ハッカー”が今人気の職業かについても以下のように取り上げていたのでご紹介します。
男子中学生がなりたい職業ランキングは以下の通りです。(ソニー生命調べ)
1.ITエンジニア・プログラマー
2.ゲームクリエイター
3.YouTuberなどの動画投稿者
このことだけでもいかに”ハッカー”関連の職業に今の男子中学生が憧れているかを物語っています。
また、2025年に稼げる職業ランキング(1位〜9位)が「日経ビジネス 徹底予測2019 日経マネー1月号」により報じられています。(詳細はこちらを参照)
1位:ホワイトハッカー(ハッカーのうち、特にその技術を善良な目的に活かす人たち)
2位:仮想空間創造師
3位:人工肉クリエーター
4位:ドローン制御技師
5位:データサイエンティスト(参照:アイデアよもやま話 No.2381 新たな職種「データサイエンティスト」の誕生!)
6位:サイボーグ技術者
7位:eスポーツプレーヤー(参照:アイデアよもやま話 No.4015 世界が熱狂、eスポーツ!)
8位:インセクトブリーダー(珍しい昆虫を飼育し愛好家に販売する仕事)
9位:Vチューバー(参照:アイデアよもやま話 No.4300 沸騰する「Vチューバー」市場!)
このランキングで見ても9位までのうち、”ハッカー”関連の職業が7つ入っています。
またその他の2つ、3位の人工肉クリエーター、8位のインセクトブリーダーもこれまでにはない職種と言えます。
ということは、2025年の花形職業は現在とはほとんど入れ替わっていると見込まれます。
ですから、この調査からもいかに速いスピードで主流の職業が変化しているかが分かります。
なお、1位のホワイトハッカーは言わば、現代社会における“正義の使者”のような存在です。
こうした職業が最も稼げるという社会が健全かどうかはちょっと疑問です。
というのは、その裏では“闇サイト”や“サイバー犯罪”など不法な手段で荒稼ぎする人たちがそれだけ多く存在するということを意味しているからです。
また、7位のeスポーツプレーヤーについては、現在のプロ野球やプロサッカーなどのプロスポーツよりもeスポーツの方が稼げる職業で、それだけ人気が出てくるということで、国民の健康維持という観点から多少不安を感じてしまいます。