2018年07月01日
No.4056 ちょっと一休み その653 『時代のリーダーに最も必要な要件とは!』

前回、中村 八大さん、永 六輔さんコンビによる驚異的なスピードの曲作りについてご紹介しました。(こちらを参照)

そこで、今回はこのお二人のように常識では考えられないようなことをやってのけるような人を出来るだけ多く輩出するためにはどうするかについて私の思うところをお伝えします。

 

今、アメリカのトランプ大統領の予測不能な言動や中国の習近平国家主席による中華圏の再興を目指した強引とも思えるような戦略的な動き、あるいは北朝鮮による核兵器開発など、“不確実性の時代”の真っただ中に私たちは暮らしています。

こうした、その時代時代の世界情勢や抱える問題点について、私たち一人ひとりの立場ではどうすることも出来ません。

しかし、そうした中にあって、その時代に沿った国家の目指すべき方向性、およびそれに伴う課題や個人として生きていく上での指針を国民に提示して鼓舞することがその時代の思想界や政財界のリーダーに最も求められることだと思います。

その際、言葉はとても重要な手段になります。

内容が的を射ており、多くの人たちの心を捉え、誰でも分かり易い的確な表現です。

そして、その対象は不特定多数であったり、特定の人であったりします。

また、表現方法は直接語りかけることだったり、書き物であったりします。

勿論、言葉ではなく、行動でその偉大さ、素晴らしさを感じさせてくれる方々も国内外を問わず、大勢いらっしゃいます。

 

ちなみに、主に言葉を通して日本国内で大きな影響を及ぼした例として、幕末の変革者、吉田松陰の言動はその代表的例だと思います。(参照:No.2898 ちょっと一休み その459 『吉田松陰にみる教育の重要性』

また、戦後の高度経済成長期の田中 角栄元総理や松下電器(現パナソニック)の創業者、松下幸之助さん(参照:アイデアよもやま話 No.3194 興味深い松下幸之助の人材抜擢法!)、そして最近の例では、国会議員の小泉 進次郎さんや京セラの創業者、稲森 和夫さんはその代表例だと思います。

ここでは思い付くままに書き並べましたが、有名無名を問わず、影響力のある方々は大勢いらっしゃると思います。

こうした方々がどんどん増えていき、国内外を問わず良い影響を与えることが精神的に豊かな暮らし、あるいは日本の国家安全保障や世界平和の貢献につながると思うのです。


 
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