2017年08月26日
プロジェクト管理と日常生活 No.503 『日本喪失を招く巨大カルデラ噴火!』

5月11日付けネットニュースで日本喪失を招く巨大カルデラ噴火について取り上げていました。(詳細はこちらを参照)

 

その要点は以下の通りです。

日本史上最大の噴火は富士山宝永噴火や桜島大正噴火である。火山列島、日本では、このような大噴火の数十倍〜数百倍ものマグマを一気に噴出する「巨大カルデラ噴火」がしばしば起きてきた。直近のものは7300年前に現在の薩摩硫黄島(鹿児島県三島村)周辺で起きた鬼界カルデラ噴火である。この噴火では高温の火砕流が海を渡って九州を襲い、モダンな文化を育んでいた南九州縄文人を絶滅へと追いやった。また噴き上げられた火山灰は東北地方にまで達した。

 

このような巨大カルデラ噴火は、今後100年間に約1%の確率で発生するとの予測がある。しかし、巨大カルデラ噴火は明日起きても何ら不思議ではない。

九州には巨大カルデラ火山が4つも集中し、どこで噴火が起きてもおかしくない状況にある。

以下は、九州で巨大カルデラ噴火が起きた場合の火砕流の到達域や降灰の範囲の見積りである。

数百℃の高温の火砕流は2時間以内に九州のほぼ全域を焼き尽くし、関西では50センチメートル、首都圏は20センチメートル、そして東北地方でも10センチメートルの火山灰が降り積もる。ここで重要なことは、10センチメートル以上の降灰域では、現在のインフラシステム(電気・水道・ガス・交通など)は全てストップすることだ。つまり、この領域に暮らす1億2000万人の日常は破綻する。しかもこの状況下での救援活動は絶望的である。

これは日本喪失以外の何物でもない。

 

ここで述べたことは、決して「脅し」や「煽り」ではない。将来確実に日本列島で起きることを科学的に述べただけだ。だから何も対策を講じなければ、最悪の場合日本という国家、日本人という民族はほぼ消滅する。

こんな事態から逃れることなど無理に決まっている、と諦めてしまって良いのだろうか? まずはこの事実を真摯に受け止めて、みんなでこれからすべきことを考えることが大切だろう。

 

以上、ネットニュースを要約してご紹介してきました。

 

そもそも巨大カルデラ噴火というようなとてつもない被害を及ぼす火山の噴火リスクに日本列島がさらされているということに驚きました。

 

1973年に、地殻変動で日本列島のほとんどが海面下に沈没するという設定の「日本沈没」という小説が刊行されましたが、果たして日本人がほぼ消滅してしまうような巨大カルデラ噴火が実際に起きてしまった場合のリスク対応策、すなわちコンティンジェンシープランはあるのでしょうか。

そこで思い浮かぶのは、以下の4つの移住先です。

1.アメリカやオーストラリアなど諸外国への分散移住

2.空中

3.海中

4.火星など他の惑星

 

巨大カルデラ噴火がいつ起きるか分かりませんが、万一巨大カルデラ噴火が起きれば、それは文字通り日本国家存亡の危機と言えます。

また、何もリスク対応策を講じていなければ、その場になって日本国中があたふたするだけです。

ですから、いざという時に備えてせめて移住先の可能性についてくらいは検討しておいてもいいのではないでしょうか。

なお、移住先2の空中の具体案の一つは、グリーンフロート(参照:アイデアよもやま話 No.1634 日本を元気にする「グリーンフロート構想」)です。

また、移住先3の空中の具体案の一つは、海中都市(参照:アイデアよもやま話 No.3717 夢の海中都市 その1 技術的に既に実現可能な海中都市!)です。

また、移住策4の他の惑星についても、世界的には既に火星移住計画(参照:アイデアよもやま話 No.3471 火星有人探査が2024年に実現!?)が進んでいます。

ですから技術的にはそう遠くない将来、日本列島がたとえ沈没したとしても日本国民の生き残りはなんとかなるのではと期待してしまいます。

勿論、そのためには巨大カルデラ噴火を想定した、しっかりした対応策を何年もかけて検討しておくことが求められます。

 

それにしても、巨大カルデラ噴火のようなことを考えると、あらためて地球そのものの活動のスケールの大きさに圧倒されてしまいます。


 
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