2016年08月23日
アイデアよもやま話 No.3471 火星有人探査が2024年に実現!?

以前、アイデアよもやま話 No.3021 人間のフロンティアはどこまで広がるのか その2 火星での暮らし!で2025年を目指して進められている火星移住計画(マーズワン計画)についてご紹介しました。

また、7月31日のNo.3456 ちょっと一休み その553 『宇宙人の高度文明 その1 宇宙人の巨大建造物仮説!』から5回にわたって毎週日曜日に宇宙人の高度文明についてご紹介しています。

そうした中、6月2日(木)放送の「日経プラス10」(BSジャパン)で火星有人探査計画について取り上げていたのでご紹介します。

 

アメリカの宇宙開発ベンチャー、スペースXのイーロン・マスクCEOは2024年にも火星に有人宇宙船を送る方針を明らかにしました。

有人探査の具体的な時期を示したのは初めてで、実現すれば他の惑星に宇宙船を送り込む初の民間企業となります。

なお、この有人宇宙船が火星に到着するまでに半年かかるので実際に火星に到着するのは2025年ということになります。

 

ちなみに、イーロン・マスクさんについてはこれまで何度かご紹介してきましたが、夢想家だとか言われています。

例えば、火星に8万人が移住出来るコロニーを建設するとか、世界中の自動車をEV(電気自動車)にするとかおっしゃっています。

火星への移住計画については、学生の時から言っていて、地球は今後どうにかなるかもしれないから火星に人類が住める環境を作るんだと言って、その時は周りの学生が皆笑っていたといいます。

また、世界中の自動車をEVにするとおっしゃった時にも周りから笑われたのですが、以前ご紹介したように、テスラモーターズのCEOとして常識を覆すような航続可能距離の長いEVを開発して短期間のうちに販売台数を増やそうとしています。

 

なお、イーロン・マスクさんは決断の速さがすごく有名で、大きな決断をする時には10秒間ほど目を閉じて、目を見開いたら「これは自分たちの会社がやるべき案件だ」と決断してしまうというエピソードがあるといいます。

成功するかどうかを判断するのですが、それ以上に「これは世界にとって、地球にとっていいことかどうか」、そして「自分たちがやるべきかどうか」ということをじっと考えて決断し、一旦決断を下したら無一文になってもやり遂げるという強い意志の持ち主と言われています。

 

いよいよ火星有人探査、そして人類による他の惑星への移住計画が現実味を帯びてきたのです。

他の惑星を間近に見てみたい、あるいは実際に行ってみたいという想いは、私たち人類が本能的に持っている欲望、あるいは好奇心の現れの一つだと思います。

また火星移住計画には、イーロン・マスクさんもおっしゃっているように将来地球が人類が住めないような環境になった場合の一つの対応策として、人類の存続にとってとても重要な意味を持っているのです。

 

ということで、特に若い人たちにはイーロン・マスクさんのように単に出来るか出来ないかで物事を判断するのではなく、人類や地球にとって貢献出来るかどうかという高いレベルで自分のやるべきことを思い描いて欲しいと思います。

幸いにして、現在はAI(人工知能)やロボットなどのテクノロジーの飛躍的な進歩の時代の真っただ中にあります。

ですから、これまでは不可能だったことの多くが可能になりつつある時代を迎えているのです。

まさに、アイデアをかたちにし易い時代が到来しているのです。

若い人たちには存分にこうした最新のテクノロジーを活かして、人類の豊かさや地球環境の維持に貢献出来るような自分の夢の実現に邁進して欲しいと思います。


 
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