前回、3年待ちの人気家庭教師について取り上げ、教育の重要性についてお伝えしましたが、同様にファクトフルネス、そして風通しの良い社会風土も重要です。
そこで、今回はこのことについて私の思うところをお伝えします。
まずファクトフルネス(参照:アイデアよもやま話 No.4490 “ファクトフルネス”の必要性!)についてですが、どのような教育においても事実がベースでなければねじ曲がった、あるいは誤った内容を教えてしまうことになるからです。
中でも歴史教育などでねじ曲がった事実を学校で教えてしまうと、誤った歴史観やある国に対する間違ったイメージを生徒に植え付けてしまい、友好な外交関係を築くうえでも障害になりかねません。
また、言うまでもなく、ファクトフルネスは学校教育を離れて、社会人になっても物事を考えるうえでのベースになるのでとても重要なのです。
次に風通しの良い社会風土の重要性についてです。
どのような立場の人であっても、その人が素晴らしい提案をしたら受け入れる風土でなかったら“宝の持ち腐れ”になってしまいます。
ですから、国、自治体、企業、学校などあらゆる組織、あるいは家庭においても“良いものは良い、悪いものは悪い”という風土を徹底させることもとても重要なのです。
ちなみにこうした風土を徹底させることにより、国や企業内における不正行為、あるいはパワハラやセクハラなどのハラスメントも早期に発見出来るなどの副次効果も出てきます。