2015年11月08日
No.3228 ちょっと一休み その515 『DMM VR Theaterに行って来ました!』

今、横浜で公開中の画期的な3Dシアターについてはアイデアよもやま話 No.3213 進化する3D映像!でお伝えしました。

とても興味があり実際に観てみたいと思っていましたが、ようやく先日行って来ました。

そこで、今回はその感想についてお伝えします。

 

まずチケットの購入についてですが、予約サイトで予約すると手数料が取られます。

これはちょっともったいないと思い、会場のDMM VR Theaterに混み具合を直接問い合わせてみたら毎回満員というわけではなく、直接シアターで購入出来ることが分かりました。

そこで、11月1日(日)、13:30開演の回を観ようとしてチケット窓口に行くと、座席指定席は満席で、立見席ならまだ空いているということで立見席チケットを購入しました。

ちなみに、ドリンク付き(500円)で指定席は5500円、立見席は4000円です。

上演時間は70分ほどなので、立見席はちょっと疲れるかなと思いつつ、場内に入ってみると、立見席は会場内後部の4列で、座れないようにロープで縛られているだけになっていました。

ですから、立見席といっても座席に寄りかかることは出来ますのでちょっと安心しました。

また、2列ごとに段差があり、場内はそれほど広くないので立見席からでもステージはよく見えました。

また、室内をざっと見渡してみると、さすがに元X JAPANのメンバー、hideさんが公演コンテンツということでいかにもhideさんファンの方々が多かったです。

私はhideさんのライブを観たいというよりも3D映像がどんなものかにとても興味を持ちつつ、多少のワクワク感で30分ほど開演を待っていました。

 

さて、実際のステージですが、想像以上にこの公演の3D技術の凄さにビックリしてしまいました。

前回もお伝えしたように、本当にhideさんがステージで歌ったりギタープレイをしているように見えたのです。

hideさん以外にも他に二人のギタリストが3Dで演奏していましたが、ギタープレイの指の1本1本の細かい動きまで識別出来たのです。

私もアマチュアロックバンドでギターを担当していますから、いろいろなロックの曲を聴いてきましたが、正直これまでhideさんの楽曲は聴いたことはありませんでした。

でも、今回初めて名曲と言われている『ピンク スパイダー』の初ライブの3Dによる再現を聴いてみて全く違和感を感じず、テンションが上がりました。

また、他の場内の方々もまるで本物のhideさんのライブに接しているように盛り上がっていました。

ちょっと残念だったのは、出来るだけステージの前に行って、3D映像を間近で見ることが出来なかったことです。

 

驚いたことに、帰りがけに一人の女性ファンが目頭を押さえている光景を見かけました。

それほど、この3D映像が本物により近い姿を再現していたということです。

やはり、人は耳で聴くだけよりも目で見て感じることにより、より深く心に刺さってくるのだとあらためて思いました。

それと、一人で室内でこうした映像を観るよりもこのようなシアターで大勢で楽しむことの方が楽しさが何倍にもなるとも思いました。

 

ということで、今回ご紹介したような3Dシアターで伝説的な美空ひばりやテレサ・テンなどの歌手、あるいはビートルズなどのコンサートの再現が公演されれば、多くの観客が来場すると思います。

しかも、本人の代わりに3D映像で見せるのですから、世界中いつでもどこでも何回でも公演出来ます。

ですから、この3D技術を使った公演はビジネス的にも将来的に大いに期待出来ると思います。

 

なお、公演の途中で気が付いたのですが、公演が始まるとほどなくしてステージ後方の立見席だけでなく、前方の指定席の方々も席を立って観始めていました。

なので、これから行く方々には、事前予約なしで直前の混雑状況の確認後に、シアター窓口でチケットを購入することをお勧めいたします。

指定席5500円、立見席4000円の1500円の差を考えると、立見席で十分だと思いました。

ただし、立見席は自由席なので、少し早めに行って立見席の2列目の席の確保をお勧めします。


 
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