2006年11月01日
No.287 ロボットスーツが実用化へ!
10月29日(日)付けの読売新聞記事によると、以前No.86 ちょっと一休み その11 『ロボットスーツ』でお伝えしたロボットスーツがいよいよ実用化されるそうです。
筑波大学が開発した、手足の力を増強するロボットスーツ「HAL」が、国内外で評判となり、実用化されることになり、来年には茨城県つくば市内に生産工場を開設し、量産体制に入るそうです。
 「HAL」は、装着した人が筋肉を動かす時に出る微弱な電気を感知、体の動きに合わせてモーターも動くのです。
ですから、女性や非力な人でも70〜80キロ・グラムの人や物体を抱えあげ、100キロ・グラム以上の荷物を背負うことができるのです。
値段は医療機関向けには500万円〜700万円ですが、個人向けには月7万円のレンタル料だそうです。
これから量産化が進めば、もっと安くなることが期待できます。
足の不自由な人の歩行補助やリハビリ、介護などにとってとても便利な存在になると思います。
まさに、ロボットスーツの実用化時代に入るのです。
以前、あるテレビ番組でロボットスーツが特集されていた時に、外国の軍事関係者から問い合わせを受けていた場面がありましたが、是非平和的な利用にとどめて欲しいと思いました。
アイデアは意図する人たちにとっては、どんなかたちにも成り得るからです。

 
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