1人乗りのソーラー飛行機「ソーラーインパルス」については、今まで何度かお伝えしてきました。
「ソーラー・インパルス」の最高速度は時速約72キロで、高度8230メートルに達することで夜間飛行が可能になります。
この高度に到達した後は、電気消費量をほぼゼロにしながら日の出まで徐々に高度を下げ、太陽が昇ると太陽光発電で再び充電されるという仕組みです。
そうしたところ、7月7日(日)付けのネットニュースでアメリカ大陸横断に成功したことを知りました。
「ソーラー・インパルス」は5月に西海岸のサンフランシスコを出発し、アリゾナ州やテキサス州などを経由して6日午後11時(日本時間7日正午)すぎ、最後の目的地ニューヨークのケネディ国際空港に着陸したといいます。
この「ソーラーインパルス」、2015年初頭には無燃料飛行機による初の有人世界一周飛行を計画しています。
飛行期間は20日間を予定しており、そのうち太平洋横断に5〜6日、大西洋横断に2〜3日を要するといいます。
西から東へと向かって飛行するソーラー飛行機の旅は、何度か必要となる休止期間を合わせ、合計で3〜4カ月となる予定です。
アイデアにもいろいろありますが、ソーラー飛行機のようなアイデアには単純にワクワク気分にさせてもらえます。
何しろ風力だけで飛行出来るグライダーと同じように再生可能エネルギーの太陽光だけで世界一周を目指しているのですから。