2008年03月26日
アイデアよもやま話 No.843 近江商人の教え!
3月10日(月)放送のNHKテレビ番組「知るを楽しむ」(再放送)のテーマは「長寿企業は日本にあり」でその第6回でした。
この回で近江商人の教えが取り上げられていたので、ご紹介します。
・三方良し
 売り手良し、買い手良し、世間良し
・当主はご先祖様の手代
 会社は自分のものではなく、30年間お預かりするだけで次の世代に託していく
 自分は、使用人、手代となったようなつもりで働きなさい
 企業は社会の公器
・現状維持は退歩なり
 新しいビジネスチャンスをつかまえてどんどんそれに挑戦していきなさい
 新しい技術、新しいノウハウを入れて新しい商売を展開していきなさい
番組進行役でジャーナリスト・拓殖大学教授の野村進さんよりある老舗企業の経営者の言葉「伝統は革新の連続」も紹介されていました。
この言葉は「現状維持は退歩なり」を前向きに表現したものだと思います。
また、長寿企業の極意の一つとして、時代に適応して柔軟にものづくりを続けていくこともあげられていました。
この、時代に柔軟に適応していく、というのは現在のようなビジネス環境の変化の激しい時代に企業が生き抜いていくためのキーワードだと思います。

 
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