2024年04月08日
アイデアよもやま話 No.5863 スマホで仮想世界旅行!
昨年12月11日(月)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)でスマホによる仮想世界旅行について取り上げていたのでご紹介します。 
なお、日付は全て番組放送時のものです。

ANAホールディングスはスマホ1つで国内外の64ヵ所を自由に旅行することが出来る新たなサービスを開始しました。

ANAグループで仮想空間、メタバースの事業を手掛けるANA NEO株式会社が発表したのは、スマホ上で自身のアバターがバーチャル旅行を体験出来るサービス。
京都の二条城や富士山など、国内61ヵ所に加え、ボリビアのウユニ塩湖など、海外3ヵ所の中から旅行先を選択すると、ガイドの説明付きで観光を楽しめます。
観光名所では、記念写真を撮影し、SNSで投稿することも。
気に入った旅先では実際のホテルの宿泊予約まで行うことが可能です。
他にもANAのマイルを利用して、ショッピングも出来ます。
バーチャル空間で貯めたマイルを実際の旅行に使うことも可能です。
まずは、日本とアジア地域でサービスを開始し、今後はアメリカやヨーロッパなどにも拡大していきます。
バーチャル旅行をリアルな旅の誘発につなげる狙いです。
ANA NEOの冨田光欧社長は次のようにおっしゃっています。
「このバーチャル旅行がリアルの旅に取って代わるとは我々自身も思っていないです。」
「こんな面白い文化があるのだと、この中で知っていただければ、それを理由に、逆に現地に行くだろうと思っています。」

以上、番組の内容をご紹介してきました。

番組を通して、ANA NEOが発表した、スマホ上で自身のアバターがバーチャル旅行を体験出来るサービスについて、以下にまとめてみました。
・このサービスの狙いは、バーチャル旅行をリアルな旅の誘発につなげることである
・京都の二条城や富士山など、国内61ヵ所に加え、ボリビアのウユニ塩湖など、海外3ヵ所の中から旅行先を選択すると、ガイドの説明付きで観光を楽しめる
・観光名所では、記念写真を撮影し、SNSで投稿することも出来る
・気に入った旅先では実際のホテルの宿泊予約まで出来る
・他にもANAのマイルを利用して、ショッピングも出来る
・バーチャル空間で貯めたマイルを実際の旅行に使うことも出来る
・日本とアジア地域でサービスを開始し、今後はアメリカやヨーロッパなどにも拡大していく

さて、いくら旅行好きでも、お金と時間によほど余裕があったとしても、自分の行きたい場所、全てに旅行することは出来ません。
そうした中、今回ご紹介したバーチャル旅行の体験サービスはバーチャルではあるけれども、誰でも気軽にあちこちでの旅行気分に浸ることが出来ます。
今後、旅行先の画像をよりリアルにしたり、アバター同士でのコミュニケーションが出来るようにしたりすることで、かなりのユーザーの獲得につながると思います。

 
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