2022年07月18日
アイデアよもやま話 No.5323 自販機での本格ラーメンが上陸!
4月6日(水)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で自販機での本格ラーメンについて取り上げていたのでご紹介します。 

アメリカ、シリコンバレーのベンチャー企業、YO−KAI expressは4月6日、ラーメンをその場で調理する自販機(自動販売機)の日本進出を発表しました。
この自販機は独自の解凍技術により最短90秒でラーメンを提供出来るのが特徴で、羽田空港や東京駅などに3台設置します。
価格はオリジナルメニューの「Yo-Kai オリジナルフレーバー」が790円などとなっています。

以上、番組の内容をご紹介してきました。

なお、4月6日(水)付けネット記事(こちらを参照)で更に詳細に報じているのでその一部をご紹介します。

・Yo-Kai Expressは従来の自動販売機とは違う、『調理するロボット』である
・Yo-Kai Expressの創業者兼CEOは台湾のアンディ・リン氏で、さまざまなキャリアを積む中で、自身が残業した際に、夜中に美味しい食事を食べる方法がないことに気付き2016年にYo-Kai Express Inc.を創業、2019年12月にサービスローンチした
・このYo-Kai Expressを支え、育てたのが、日本の企業と、シリコンバレーのベンチャーを繋げる活動をしているScrum Venturesの『Food Tech Studio–Bites!』だ
・(この記事を提供している)フリック!では、すでに1年半前から『Food Tech Studio – Bites! 』の活動をレポートしているが、世界中のフードテックスタートアップの中から見どころがある企業を育てつつ、日本の大企業から出資をはじめとしたサポートを募るという活動だ。
・今回、Yo-Kai Expressの日本ローンチでも、JR東日本、首都高速道路サービス、日本空港ビルデング、ソフトバンクロボティクス、源ホールディングス……などという日本の錚々たる大企業の協力を得られているのは、この『Food Tech Studio – Bites! 』が背後でサポート、連携しているからだ。

以上、ネット記事の内容の一部をご紹介してきました。

思えば、日本でカップヌードル(こちらを参照)が自販機でも提供された時には、私も深夜残業した際に夜食としてとても重宝しました。
それが時代とともに技術が進化して本格的なラーメンも食べられる時代を迎えようとしているのです。
この自販機による本格的なラーメンの売り上げがある程度まで伸びれば、YO−KAI expressは更にラーメン以外のメニューも展開していくと見込まれます。
そして、従来のカップヌードルと同様に一気にこうした食品革命が世界的に加速すると思われます。
なお、とても残念なのは、この自販機が日本ではなく台湾のベンチャー企業により開発されたことです。

さて、YO−KAI expressのこうした活動を支援しているのが『Food Tech Studio – Bites! 』といいます。
こちらでは世界中のフードテックスタートアップの中から将来性のある企業を育てつつ、日本の大企業から出資をはじめとしたサポートを募る活動を展開しているといいます。
特に将来性のあるスタートアップの順調な成長を可能にするためには『Food Tech Studio – Bites! 』のような支援組織があらゆる業界において必須なのです。

それにしても自販機で本格ラーメンが食べられるというのは、多くのラーメンファンにとって朗報だと思います。

 
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