2020年06月03日
アイデアよもやま話 No.4659 セルフ除菌水筒で思いついたこと!

2月21日(金)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)でセルフ除菌水筒について取り上げていたのでご紹介します。 

 

今回ご紹介する水筒本体は一般のものとあまり変わりませんが、秘密はその蓋(フタ)にあります。

蓋に紫外線ライトが内蔵されているのです。

この光を照射することで、ボトル内の大腸菌や黄色ブドウ球菌を1分30秒で99.9%除菌出来たと、韓国の検査機関による試験で報告されたといいます。

また、容器がきれいになるだけではなく、中の水もきれいになるのです。

この水筒を開発したユウキモノラック株式会社の本間 徹哉さんは次のようにおっしゃっています。

「90秒で全体をしっかり除菌するところで、かたちや反射など何度も試作を重ねて作りました。」

「(番組レポーターが実際にその水を飲んでみて、水道水臭さが無くなったという感想について、)UVCという紫外線はカルキ成分を分解する力がありますので、・・・」

「(この水筒を作ったきっかけについて、)開発する時、海外出張が多かったので、海外の水に何度もあたったことがありまして、その時に「これをしっかり除菌出来れば、海外の水事情の悪い場所でも安心して飲めるな」と思いまして。」

 

現在、クラウドファンディングで販売中で、一般販売は6月からといいます。

なお、この水筒は普通に洗うことも出来るし、熱いもの、冷たいものも入れられて、保温も出来るといいます。

しかし、コーヒーなども入れられますが、色の付いたものは透過されないので、除菌は出来ないといいます。

 

以上、番組の内容をご紹介してきました。

 

今回ご紹介した除菌水筒ですが、一瞬とても素晴らしいアイデアだと思いました。

というのも、私もよくペットボトルを水筒代わりに使っていますが、飲み残して翌日に飲むとちょっと味の変化が気になった経験を何度かしていたからです。

なので、この除菌水筒を使えればと思ったのです。

 

しかし、番組の最後に指摘されていたように、色の付いたものは透過されないので、除菌は出来ないというのでガッカリしてしまいました。

というのは、水筒に入れて飲むケースは、飲料水よりもウーロン茶など色の付いたものが多いからです。

ちなみに私の場合は水筒を使うことはほとんどなく、代わりにペットボトルにウーロン茶などを入れて飲むケースが多いです。

というのは、ペットボトルの方が軽く、持ち運びに便利だからです。

 

ということで、もし色の有る無しに関係なく除菌効果のある原料で作られたペットボトルが実用化されれば、とても有り難いと思った次第です。

同時に賞味期限も長くなるはずなので、販売業者にとってもメリットがあると期待出来ます。


 
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