2020年06月07日
No.4662 ちょっと一休み その724 『ノンアルコール酒でも”いい気分”になれる!?』

2月2日(日)放送の「おはよう日本」(NHK総合テレビ)で、人間にとっての“理想の食”を人類の進化の歴史から探る「食の起源」をテーマとする番組の紹介をしていました。

このテーマの番組は本来5回シリーズなのですが、その中の「お酒」をテーマとした番組を5分に短縮して取り上げていたのでご紹介します。

 

飲めば気持ちが開放的になりますが、飲み過ぎると病の引き金になる“危うい液体”、遥か昔から人間はお酒を造り続けてきました。

心を開放するお酒の魅力に取りつかれた人類、その後、ワインや蒸留酒など新しいお酒を造り続けました。

一方で、忘れてならないのは病気のリスクです。

最新の研究では、お酒には適量が無く、飲めば飲むほど病気になるリスクが上がるというデータも示されています。

 

今、こうした問題を乗り越えようとするかのように、人類は再び新しいお酒を造り始めています。

味、香り、見た目が本物そっくりのノンアルコール酒です。

実は、ある実験から人はノンアルコール酒でも“酔いの快楽”が味わえることが分かってきました。

普通のワインを飲んだ人とノンアルコールワインを飲んだ人の“楽しさ”や“高揚感”の変化をグラフにすると、なんとどちらも数値が上昇し、大きな差はありませんでした。

 

こうしたことが起きる理由が、過去に本物のお酒を飲んだ時の記憶にあるといいます。

本物そっくりのノンアルコール酒を飲むことで、脳に記憶されていたアルコールを飲んだ時の“快楽”が呼び起こされるというのです。

慶応大学の山 英恵准教授は次のようにおっしゃっています。

「本物と遜色ないノンアルコールビールを飲んでも、(本物の)ビールを飲んでいるような疑似体験をさせてくれる。」

「その“楽しさ”という記憶がノンアルコール飲料を飲むことによっても起こるということです。」

 

人類とは切っても切れない関係にあるお酒、時代に合わせてかたちを変えながら今後も付き合いが続いていくことでしょう。

 

以上、番組の内容の一部をご紹介してきました。

 

番組を通して、まず思ったのは“お酒は百薬の長”という言葉です。

これまでお酒は適度に飲む分には健康に良いと言われてきました。

しかし、お酒には適量が無く、飲むほどに病気になるリスクが上がるというデータも示されているというのです。

もし、これが本当なら、ちょっとお酒に対するイメージが悪くなってきます。

しかし、実感としては、お酒はストレス解消やリラックスしたい時には効果的のように思います。

ですから、こうしたお酒のメリットも無視出来ないと思います。

 

いずれにしても、特にアルコール依存症など過度にアルコールに依存している人たちにとっては、ノンアルコール酒でも“酔いの快楽”が味わえることが分かってきたことはとても救いになります。

しかも、ノンアルコールビールが登場した当初は、明らかに本物のビールとの違和感がありましたが、最近のノンアルコールビールは本物との違いをほとんど感じなくなっています。

ノンアルコールビールはどんどん進化していると言えます。

そして、実際にその市場は増加傾向にあります。(詳細はこちらを参照)

ですから、クルマで出かける際には、私も以前は法事などの席でお茶を飲んでいましたが、何年か前からノンアルコールビールを飲むようになりました。

 

なお、ノンアルコールビール以外にどんなノンアルコール酒があるのかネット検索したところ、梅酒やワイン、そして日本酒もありました。

これらの市場動向も気になるところです。

 

さて、ノンアルコール酒でも“酔いの快楽”が味わえる理由は、本物そっくりのノンアルコール酒を飲むことで、脳に記憶されていたアルコールを飲んだ時の“快楽”が呼び起こされるという実験結果があるというのです。

ということは、アルコール酒をある程度飲み続けた人にはノンアルコール酒でも“酔いの快楽”が味わえる効果がありますが、初めからノンアルコール酒を飲む人は“酔いの快楽”を味わえないということになります。

ですから、若い人たちを中心に、これからアルコール酒を飲み始める人たちが少しでも早くノンアルコール酒を飲むことで“酔いの快楽”を味わえるようになるにはどうしたらいいのか、気になるところです。

 

いずれにしても、クルマのドライバーにとって、ノンアルコールビールは気軽にほろ酔い気分を味わえるのはとても有り難いと思います。


 
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