2019年12月22日
No.4518 ちょっと一休み その700 『自宅で出来る手軽な“水琴窟もどき”!?』

今回お伝えする水琴窟について、若い人の中にはその言葉も聞いたことがない人もいると思います。

水琴窟とは、日本庭園の装飾の一つで、手水鉢の近くの地中に作り出した空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛けです。

その音は、“和の美”を連想させる、何とも言えない音で心を落ち着かせてくれます。

 

さて、先日、偶然この水琴窟の奏でる音に似た“水琴窟もどき”の音を自宅で聴くことが出来ました。

音の出所は台所です。

実は、水道の蛇口の栓が少し甘くなり、ぽとぽとと水滴が落ちるので、その受け皿としてシンクに料理の時に使う金属製のボールを家内が置いたのです。

すると、私が深夜にリビングルームで仕事をしていると、台所から“水琴窟もどき”の音が聞こえて来たのです。

一瞬、「なんだ、この音は」とビックリしました。

 

その秘密ですが、ボールにある程度水が張った状態になると、水滴の落ちる音とボールが共鳴して“水琴窟もどき”の音が聞こえるのです。

ということで、今回は特別にYouTubeにこの動画をアップしたのでこちらを開いて聞いてみて下さい。

もし、この音が気に入ったら、皆さんのご自宅でも簡単にこの“水琴窟もどき”の音を体験出来ます。

なので、もうすぐ訪れるお正月に自宅でくつろいでいる時にでも試してみて下さい。


 
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