2018年11月04日
No.4164 ちょっと一休み その671 『あらためて思うネット社会の大きな可能性!』

今や短期間のうちに急成長を遂げるベンチャー企業が世界的に次々に登場してきますが、その最大の要件はネット社会の普及にあると思います。

ネット社会の特徴は、あらゆるコミュニケーションを誰でも安価で容易に出来ることです。

こうした環境によってサービスを提供する企業は、ネット社会以前の業態の企業に比べて格段に事業を展開するうえでの人件費や通信費などのコストを削減出来るようになったのです。

更にユーザーはどこに住んでいても場所に関係なく様々な多くの種類の商品やサービスを受けることが出来るようになったので、従来に比べて格段に多くの潜在需要を取り込むことが出来るようになったのです。

更に最近ではAIのディープラーニング(深層学習)、およびIoTなどによるビッグデータの活用によりより的確な需要を把握し、新たな需要の掘り起こしが可能になりつつあります。

一方で、こうしたネット社会のメリットと実社会におけるロボットの活用の組み合わせにより、更に新規ビジネス誕生の幅は広がっています。

 

一方で、AIやロボットなどの導入により、仕事が奪われるという懸念が出て来ています。

また、18世紀の産業革命の時なども労働者による機械化反対運動が起きていました。

しかし、実際には産業革命により格段に新しいビジネスが誕生し、個々のビジネスに必要なスキルが求められるようになり、労働需要が増えたのです。

同様に、近年はネット通販ビジネスの拡大により物流業界では人手不足が深刻化するほど業務量が増えているといいます。

同様にAIやロボットの活用次第でこれまでにない多くのビジネスの誕生が期待出来るのです。

ですから、ヒトから好奇心やベンチャー精神が失われない限り、常に新しくベンチャー企業が誕生し、その中から一大産業へと成長する企業が現れるのです。

その結果、従来のビジネス衰退する一方で新規ビジネスが活況を呈し、従来の雇用が失われる一方で、新規雇用が生まれると期待出来るのです。

 

ということで、とても単純な話ですが、私たちの未来は私たち一人ひとりがどう生きるかにかかっていると言えるのです。


 
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