2018年05月16日
アイデアよもやま話 No.4015 アイデア方程式 病気×?=曲がるストロー!

飲み易い曲がるストローは今やかなり普及しています。

そうした中、2月15日(木)放送の「アイデアの方程式」(テレビ東京)で曲がるストローについて取り上げていたのでご紹介します。 

 

曲がるストローの誕生は今から50年以上前といいます。

ある発明家が病院を訪れたことがきっかけでした。

そこで目にしたのは、飲みにくそうにストローで水を飲む患者の姿でした。

この発明家は、病人は水を飲むのも一苦労だと感じ、「もしストローが曲がったら便利だ、寝たままでも飲み易くなるに違いない」と閃きました。

 

しかし、試作品を作ってみると、どうしても裂け目が出来て、水がこぼれてしまいました。

困り果てた発明家に浮かんだ閃き、それは折り紙でした。

折り紙のように、最初に折り目を入れてしまえば、綺麗に曲がって、しかも好きな角度で止まってくれるはずだと考えたのです。

ストローの曲がる部分に折り目を切れ、じゃばら状にしたのです。

これが世界中で愛される小さなメイドインジャパンを生み出しました。

 

些細な苦労を見逃さない観察力が生んだ曲がるストローですが、ロングセラー誕生の秘密は折り紙を生かしたアイデアにあったのです。

 

ということで、今回のアイデア方程式は病気×折り紙=曲がるストローでした。

 

以上、番組の内容をご紹介してきました。

 

折り紙と言えば、日本の文化を象徴するような存在ですが、芸術の域に達するようなとても精巧な作品を目にしたことがあります。

今回ご紹介した曲がるストローもこの折り紙がヒントだったのです。

実際に、私の母が入院していた時も、寝ながら水を飲む時に曲がるストローを使っていました。

ですから、数えきれないほどの患者さんや寝たきりの方々にとっては、曲がるストローは無くてはならない存在です。

そして、今や宇宙空間における発電装置として太陽光発電のパネルにも折り紙のアイデアが取り入れられているのです。

地上から運びやすくするために太陽光発電のパネルを折りたたみ式にし、宇宙空間ではそのパネルをパッと開かせて発電するというのです。

 

そこで、その起源についてネット検索してみました。

Wikipwdiaによれば、上級武家が和紙で物を包むために用いていた折形、折形礼法から礼法部分がなくなり、庶民へ遊戯用に広く発展・普及したもので、日本を代表する文化であるとされています。

また、古文書によれば、その原型は鎌倉時代に誕生したといいます。

なお、折り紙の起源は韓国であるという説もあるようです。

 

いずれにしても、折り紙は子どものみならず大人の遊具としてだけでなく、日々の暮らしの実用品や更に宇宙開発など、様々な用途のアイデアのベースになっている稀有な存在と言えます


 
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