2017年06月15日
アイデアよもやま話 No.3728 みんなで楽しめる”泣き出すボール”!

3月9日(木)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)でみんなで楽しめる”泣き出すボール”について取り上げていたのでご紹介します。

 

スポーツや町づくりに関する展示会、「日経メッセ」(東京ビッグサイトで開催)で「世界ゆるスポーツ協会」が展示していたのがバスケットボールのようなかたちをした柔らかいボールです。

このボールは、「ベビーバスケボール(ベビーバスケ)」という新しいスポーツのボールなのです。

「ベビーバスケボール」は、赤ちゃんに見立てたボールをそっとパスしながらゴールに入れる競技なのです。

ボールの中には専用アプリにつながったスマホが入っていて、衝撃を感知すると赤ちゃんの泣き声が聞こえるという仕組みです。

ですから、このスポーツで大事なのは衝撃を吸収する膝の動きで、意外といい運動になるといいます。

ちなみに、難易度は3段階に設定出来ます。

また、「ベビーバスケボール」は現在レンタルのみで、2個で1日3万円ですが、今後は発売も視野に入れているということです。

「世界ゆるスポーツ協会」の事務局長、萩原 拓也さんは、番組の中で次のようにおっしゃっています。

「今までスポーツというと強さ、速さ、技術とかということだったのですが、この「ベビーバスケ」は世界で初めて優しさが一番重要視されるスポーツ、これが魅力なんじゃないかなと思いますね。」

 

なお、「ベビーバスケボール」はドリブルをすると泣いてしまうので駄目で、優しくキャッチしてゆりかごのゴールに入れるというもので、泣かせてしまったら相手側のボールになるというルールです。

ちなみに、スポーツメーカーのミズノと共同開発したといいます。

 

以上、番組の内容をご紹介してきました。

 

一般的なスポーツは、強さや速さを競い合うものが多いですが、そうした中にあって今回ご紹介した「ベビーバスケボール」ですが、優しさが最も重視されるスポーツというコンセプトがとても面白いと思います。

機会があれば、是非一度やってみたいと思いますが、イメージできるのはとてもスローで柔らかな動きです。

ここで連想されるのは、私の日頃やっている太極拳のゆったりとした動きです。

太極拳は見かけによらず、かなり筋力を使います。

ですから、「ベビーバスケボール」は男女を問わず高齢者にも無理なく出来るスポーツとして期待出来ると思います。

また、赤ちゃんの泣き声が聞こえたら相手側のボールになるというルールもユーモラスで親しみやすいと思います。


 
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