1月29日(日)放送の「未来の起源」(TBSテレビ)で気軽な人力発電システムについて取り上げていたのでご紹介します。
神奈川工科大学大学院情報工学科専攻田中研究室に所属する海老原
樹さん(23歳)は、消費されるエネルギーを再利用しようと研究しています。
具体的には、ペダルをこぐエネルギーを電気に変換する人力発電システムです。
より継続して取り組めるように考えたのが、自分の発電しているペースに合わせて屋外を走行しながら運動しているような楽しみを提供します。
発電量に応じて景色が変化し、頭を動かすと見える景色も変化するのです。
スマホ1台だけで出来るシステムを開発しました。
2年前は進行方向のみの表示で大掛かりな装置を必要としていました。
更に市販の発電自転車は発電効率が悪かったのです。
そこで、海老原さんは更に開発を進めました。
大型のホイールを搭載することで発電効率を良くすることに成功したのです。
以上、番組の内容をご紹介してきました。
こうした人力発電システムを商品化し、トレーニングジムなどに設置し、使用者が屋外の景色を眺めながらペダルをこげば、これまでのようにただひたすらペダルをこぐのに比べて楽しく運動することが出来ます。
その結果、運動量が増え、同時に発電出来れば多少なりとも電力の供給量増加に貢献出来ます。
また、ペダルをこぐ人が自分がどれだけ発電したかを確認出来れば、次は何ワットを目標にしてみようかというように発電量を目標にペダルをこぐ人も出てくると思います。
今回ご紹介した発電自転車のように、スポーツに発電機能を加えたものが増えれば、多少なりとも電力供給量を増やすことが出来るのです。
また、自分の運動量と発電量との関連が分かれば、発電をより身近に感じることも出来ます。