2013年08月17日
プロジェクト管理と日常生活 No.293 『プロジェクト管理の観点からみた戦争と平和の関係!』
今年も8月15日に終戦記念日を迎えました。
時間と共にどんどん戦争を体験された方々の高齢化が進み、生存者は少なくなっていきます。
でも戦争体験を風化させることがあってはなりません。
戦争を阻止するためには、世代を超えて戦争体験を語り継いでいかなければなりません。
 
そこで、今回は戦争と平和の関係について、プロジェクト管理の観点から考えてみたいと思います。
よく戦争は外交で決着が付かなくなった果ての最終手段というようなことが言われています。
ですから外交は戦争勃発のリスク対応策と言えます。
別な表現をすれば、戦争は平和破綻リスクの顕在化とも言えます。
 
さて、戦争勃発のリスク対応策としては何も外交だけではありません。
戦争勃発のリスクにはいろいろあるわけですから、その一つ一つについてリスク対応策を検討していけば戦争勃発を防ぐ可能性を限りなく減らすことが出来るのです。
具体的な リスク要因としては、エネルギーや食料、水の不足、あるいは格差社会などが考えられます。
本気で戦争反対を唱えるならば、このようなリスク要因について一つ一つきちんと対応していくことが求められるのです。
どこの国でも国民一人一人が日々の暮らしに満足していれば、敢えて戦争に荷担する気にはならないのです。

 
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