2012年07月20日
アイデアよもやま話 No.2195 ありがたいデジアナ文具の登場!
私のような中高年齢層の人たちはまだまだメモを取る時にノートや手帳を使うことが多いと思います。
そうしたところ、7月4日(水)放送のワールドビジネスサテライト (テレビ東京)でデジアナ文具について取り上げていたのでご紹介します。 

文具というととてもアナログのイメージが強いですが、文具の世界も最近のスマートフォン(スマホ)の普及でデジタルとの連携が進化しています。
文具大手のキングジムが最近発表したのがアイフォーンとつないで使うスキャナーです。
写真、名刺、領収書、はがきなど10cm程度のさまざまなものをスキャンしてPCに取り込むことが可能で、デスク周りの整理につながります。
ちなみに、8月8日より1万5,540円(税込み)で発売予定といいます。

キングジムでは、昨年2月発売の手書きメモをスマホでデジタル化する「ショットノート」が大ヒットさせており、今後もデジタルとアナログを融合した分野に力を入れるといいます。
キングジムでは、デジタル化に向いたアナログ文具をデジアナ文具と呼んでおり、その両方のベストミックスが自社の強みと認識しています。

一方、カシオではスマホに録音したメモを音声認識してデータ化し、スマホから無線でプリンターへ送られて印刷されます。
この商品「メモプリ」は今年4月より発売されており実売価格は8000円程度といいます。

また、オーリッドでは、手書き文字や印刷された文字をテキストデータに変換するサービスを行っています。
ノートで手書きメモしてスマホで撮影し、その画像をオンライン上のサーバーへ送ると、数分ほどしてデジタル化したデータとしてスマホに取り込まれます。
なお、手書きメモはカイバースマートノート(499円〜)を使って書く必要があります。
こうして、そのままメールとして送ったり、PCに保存し、自分のデータベースとして検索することが出来るのです。
ちなみに、オーリッドでは独自の方法でほぼ100%の正確さでデジタル変換を可能にしています。

手書き文字やイメージを簡単にデジタル化してくれるサービスはどんどん普及していくと思われます。
というのは、私のようにまだまだ手書きでメモすることが多く、しかもそれを後でPCに入力する人たちが多いからです。

このように、スマホを媒体にしていろいろな家電との組み合わせによる商品化がどんどん進んでいるようです。
また、新しく登場してきたサービスにはスマホ限定のものが徐々に増えているように感じます。
ですから、スマホは増々日々の暮らしになくてはならない存在になっていくようです。

 
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