2011年05月25日
アイデアよもやま話 No.1833 最強の防犯システム!
4月27日(水)放送のNスタ(TBSテレビ)で最強の防犯システムを取り上げていたのでご紹介します。

富士警備保障の提供する防犯システム、「B−MAXシステム」は一見ふつうの防犯カメラと箱型の機器が付いているだけです。
ところが不審者が侵入すると監視カメラの下に取り付けられた筒からネットが発射され、箱型の機器から勢いよく霧が噴射され、室内はあっという間に真っ白になり周りが見えなくなります。
不審者が何とか外に出ると、今度は攻撃型巡回ロボット「アルジス」がネットを発射し、先端に付いているカメラを通してインターネットで遠隔操作が出来るので不審者の動きを監視出来るのです。
ネットは靴やボタンに絡まり、もがけばもがくほど抜け出すことが出来ません。
ネットは絡みやすく切れにくい素材で出来ていて、3m四方の大きさからは逃れることが難しい、といいます。

こうして、「B−MAXシステム」は泥棒が犯行に費やす時間を短くしてしまうので防犯にとても有効なのです。
実際に、劇薬とか毒薬を扱っているある薬局では、「B−MAXシステム」により泥棒は噴射された霧にビックリして退散した模様を番組で取り上げていました。
現在、「B−MAXシステム」はおよそ500件の店舗などで契約されており、未だ一度もこのシステムが破られたことはないそうです。
ちなみに、レンタル料は月額2万円〜(「アルジス」は別料金)です。

人手を介した防犯システムではとてもお金がかかってしまいますが、「B−MAXシステム」のようにITを始めとするテクノロジーを活用することによってレンタル料2万円という低価格が実現出来るのです。
やはり、テクノロジーが日々の日常生活の向上を裏で支えているのです。
そして、アイデア次第でテクノロジーには無限の可能性が広がっているいるので今後とも様々な機能を持った低価格の防犯システムが登場してくることが期待出来ます。

 
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