2011年04月06日
アイデアよもやま話 No.1791 震災時のラップの意外な使われ方!
東日本大震災の影響で、最近マスコミ報道により節電などいろいろな省エネ関連のアイデアが報じられています。
そうした中で、3月30日(水)、朝のテレビニュース、めざにゅ〜(フジテレビ)からラップの新たな利用方法に関するアイデアをご紹介します。

震災後にラップが売れている、といいます。
その理由は、食事でお皿などを使う時にラップを上に被せるのです。
そして、食べ終わったらラップをはがせば、洗わなくても次に食事をする時にそのまま使えるわけです。
ですから、断水などで水が使えなくても、食器を洗わずに使い続けることが出来るのです。

ここまでくると、被災時には必ずしも身近なところにお皿があるわけではありませんので、ダンボールなどいろいろなモノに被せて使うことが出来ます。
また、汚れた手で食べ物を触ることを想定した場合、ラップで手を包めば衛生的に扱うことも出来ます。
ですから、これからは災害時用の非難バッグにラップも入れておくことをお勧めします。

ということで、このようなラップの使い方により、被災時には節水、家事の手間の省略、というメリットがあるのです。
このように、商品の本来持っている使い方も、見方を変えることによって別な使い方が出来るわけです。
ものづくりのアイデアだけでなく、このような商品の新たな使い方の発見もりっぱなアイデアだと思います。
どんな商品も使われてこそ、初めてその存在価値を持ってくるのですから。

 
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