2009年03月03日
アイデアよもやま話 No.1136 賞味期限切れビジネスで売り上げ10倍!
2月12日(水)放送のワールドビジネスサテライト (テレビ東京)で「売り上げ10倍 丸秘商法」をテーマに取り上げていましたのでご紹介します。
景気後退入りしたイギリスですが、アプルーブド社は以下のようにとても安い価格で商品を提供しています。
その結果、去年9月以前に比べて売り上げは10倍になった、とのことです。
缶詰スープが12個パック約130円、マヨネーズに似たサラダクリームは1本2.6円です。
また、スーパーマーケットで1本130円のコーラは、20日前に賞味期限切れで24本で約260円です。
なぜこんなに安いか、その秘密は賞味期限切れ商品にあります。
ちなみに、消費期限と違い、賞味期限切れは客が分かっていれば違法ではないのです。
賞味期限切れ商品は、大手スーパーなどから仲介業者を通して仕入れ、インターネット販売や直販売で一般のお客に販売するのです。
日本でも、スーパーなどでは、賞味期限が近くなってくると大幅な値引きになります。
でも、賞味期限切れになってしまった商品は扱われていません。
そして、大量の賞味期限切れ商品は廃却されているのです。
日本のもったいない精神、そして地球環境問題の観点からも、お客が納得のうえであれば安く買うことの出来る場が提供されてもいいのでは、と思うのです。
もちろん、食中毒防止の観点から、生鮮食品など、一部の食品は例外扱いが必要です。

 
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