はしかの予防接種など、抗原刺激によって、免疫を誘導した後、同じ抗原で再度刺激すると強い刺激となり、より強い免疫が成立するのです。
これを、ブースター効果というそうです。
今行われている、三種混合、日本脳炎などは、この考えから追加予防接種が行われているのです。
私はこのブースター効果に興味を持ちました。
なざなら、この基本的な考え方はいろいろな方面に応用出来そうだからです。
たとえば、以下のような効用が考えられます。
あがり症の人が何度も人前で話すことによってだんだん慣れてきてあがる度合いが低くなってくる、とか。
また、引きこもりの人たちが少しずつ家族以外の人とたちと少しずつ接することによって、徐々に他人との精神的な壁が取り払われていく、とか。
人は時として何かから逃げたくなる場合があります。
その時にはこのブースター効果を思い出して、是非何度も逃げたくなる何かに立ち向かっていき、逃げ出したい気持ちを徐々に払拭してしまいましょう。
