2008年05月28日
アイデアよもやま話 No.897 進化する農業ロボット!
5月20日(火)放送のワールドビジネスサテライト (テレビ東京)で「農家助けるロボット技術」を取り上げていましたのでご紹介します。
番組によると、農業人口は年々減少を続け2006年には320万人となり、そのうち60歳以上が6割を占めているそうです。
また、日本の食糧自給率はカロリーベースで39%です。
このような状況下で、更に農作業はきつい、ということで農業ロボットが必要とされていました。
そこで、番組では以下のようにいろいろな農業ロボットが紹介されていました。
アイガモロボット: 農薬を使わずに雑草の繁殖を抑える
電動椅子型ロボット: 障害者、高齢者など機能がだんだん衰えてきた方をサポートする
イチゴ収穫ロボット: カメラで果実の赤い色を検知して赤く熟したイチゴだけを摘み取る
耕運ロボット: 熟練者の技術をプログラムし、自動追尾式の測量装置を使い無人で作業する
田植えロボット: GPSを使い無人で田植えを行う
接ぎ木ロボット: 別々の作物をつなぎ合わせる(手作業の3倍の効率)
パワーアシストスーツ: No.287 ロボットスーツが実用化へ!などで何度かお伝えしたように、エアバッグの働きで重さを半分に軽減する
これほどいろいろな農業ロボットがあるとは知りませんでした。
また、番組でも伝えられていたように、ロボットには大きく2種類あるようです。
人が作業するのをサポートするロボット、そして人の代わりに無人で作業するロボットです。
ロボットは飽くまでも人のために存在するものでなkれればいけません。
そして、人は何歳になっても自ら働く意欲を持っています。
そのような方の身体の自由が利かなくなってもロボットのサポートで作業が出来れば、とてもありがたいのです。
また、大地震の瓦礫の中など、とても危険の伴うような場所で人に代わって救助してくれるロボットはとても頼もしくありがたいのです。
現在、ロボットは軍事目的でも進化しているようですが、飽くまでも人の人生・生活を豊かにしてくれる存在であって欲しいと思うのです。

 
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