最初は、トウモロコシやサトウキビからバイオ・エタノールが出来るのは素晴らしい、と思っていました。
ところが、食料と燃料との間の需要にバッティングを起こしてしまい、食料としての価格高騰がとても気になっていました。
1月13日(日)付け読売新聞の朝刊記事で「海藻でバイオ燃料」が掲載されていましたのでご紹介します。
今回の記事によると、水産庁が海藻からバイオ・エタノールを作る技術を2008年度から着手するそうです。
そして、土地の制約がない海で養殖できる海藻を原料に作れば、食物と競合せずに温暖化対策が進められると期待されているそうです。
海藻はワカメやコンブなどの食用ではなく、成長が速い種類の海藻を使う方針、とのことです。
既に、民間ではいくつかの企業が大学などの研究機関と共同研究を進めているそうですが、何とかコストに見合うかたちで早く実用化されるようになるといいと思います。
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