2008年01月13日
アイデアよもやま話 No.780 ちょっと一休み その103 『尾崎豊とチェ・ゲバラ - 二人の共通点』
NHKテレビ番組「知るを楽しむ」では毎回テーマが異なります。
最近の番組のなかで、とても記憶に残る番組が二つありましたのでご紹介します。
一つは、昨年10月の「人生の歩き方」で生前の尾崎豊と仕事のつきあいのあった幻冬舎社長の見城徹さんの語られた尾崎豊像です。
もう一つは、昨年12月の「私のこだわり人物伝」で取り上げられたキューバ革命の英雄、チェ・ゲバラです。
まず、見城徹さんの語られた尾崎豊像です。
淡々と語られたのですが、とてもパワフルにみえた見城徹さんが生前の尾崎豊さんからの次から次へと矢継ぎ早に出される要求にノイローゼになりそうになるくらい追い詰められたそうです。
それほど尾崎豊さんが生き急いでいた、ということの表れだと思います。
また、チェ・ゲバラは社会主義革命を推し進めるために毎日早朝から深夜まで仕事に打ち込んだそうです。
彼のまわりの人たちはこのペースについて行くのにとても閉口したそうです。
ということで、尾崎豊とチェ・ゲバラ、二人の共通点を考えてみました。
恐らく二人とも大きな夢を持っており、その実現のためにやりたいことが沢山あったのだと思います。
また、同時に自分の寿命が短いであろうことをどこかで自覚していたのだと思います。
だからこそ、結果的にあれだけの密度の濃い毎日を送れたのではないでしょうか。
でも、その周りの人たちはそのペースに合わせてついて行くのは大変だと思います。
もちろん、一緒に夢を追いかけるとてつもない楽しさ、ワクワク感も持てたとは思いますが。

 
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