6月6日(金)放送の「首都圏情報ネタ取り!」(NHK総合テレビ)で“褒め上手”のヒントについて取り上げていたので、番組の要旨、および番組の最後の内容をご紹介します。
この回の「ネタドリ!」は、褒めることの難しさと可能性に向き合い、家庭・職場・街中での実践例を通じて、褒める力が人間関係や社会を変える鍵になることを伝えていました。
照れや遠慮を乗り越える工夫と、日常に取り入れられる具体的な方法が紹介され、視聴者にとって実践的なヒントとなる内容でした。
番組の要旨:「褒める力」が人間関係を変える
1. 家庭での実践:照れを乗り越える工夫
・栃木県宇都宮市の磯さんは、家族を褒めることに挑戦。
・最初は直接言葉にするのが難しく、メッセージカードで「ありがとう」「頑張ってるね」と伝えることから始めた。
・家族内で「褒め褒めTIME」を設け、毎日お互いを褒め合う時間を作ることで、家庭の空気が明るくなった。
2. 職場での取り組み:褒めシステムの導入
・大手IT企業や大手飲食チェーンなどでは、従業員同士が褒め合う「褒めシステム」を導入。
・業績向上や離職率低下など、組織の活性化につながる効果が報告された。
3. 路上の達人:「褒めますおじさん」
・街中で1万人以上をハイテンションで褒めてきた男性の活動を紹介。
・通行人に「素敵ですね」「いい笑顔ですね」と声をかけることで、人との距離を縮める力があることを実感。
4. 実践のヒント:「褒める“さしすせそ”」
・番組では「褒める“さしすせそ”」という覚えやすいフレーズも紹介:
-さ:さすが
-し:しらなかった
-す:すごい
-せ:センスいい
-そ:そうなんだ
なお、番組の最後に、コミュニケーション技法が専門の明治大学の斎藤孝教授は次のようにおっしゃっています。
「(職場で難しいのは、褒めるだけでなく、どうしても注意しないといけないシーンがありますが、)どうしても指摘したいこともありますよね。」
「その場合には、「イエス・ノー・イエス方式」で、言いたい指摘を「イエス」で挟むサンドイッチ方式ですね。」
「夏目漱石なんて、「銀の匙(さら)」を書いた中勘助に対する手紙を書いたと。」
「で「玉稿を拝見しました」で「玉稿」で“イエス”ですね。」
「「ただ、普通の小説としては事件がないから俗物は褒めないかもしれません」。」
「「もしかしたら、小説としては普通じゃないかもね」というのがあって。」
「でも「私は大好きです」と。」
「“イエス”と漱石に大好きだと言われるとグッときますし。」
「だから、言いたいことは“イエス”で挟む。」
「そうすると飲み込み易いですよね。」
そして、女子バレーボール元日本代表の益子直美さん次のようにおっしゃっています。
「スポーツでも、やっぱり負けが必ずあるわけで、原因と課題を追及していかないといけないんですけど、これまでの日本て「あれがダメだった、これがダメだった」で終わってしまって、もう勝てる気がしないんですよね、負けた相手に。」
「そうじゃなくって、最後はポジティブ・フィードバックで終わって、笑顔で終わる。」
「次、また戦った時に絶対勝てるっていう、そういう気持ちで終わることが大事だなと。」
そして、斎藤教授は次のようにおっしゃっています。
「最後はやっぱりポジティブな気分の方が良いですよね。」
「勢いも大事だし。」
「言い方は、声を張って褒めるとか。」
「これも大事だし。」
「褒めるって技術でもありますよね。」
「慣れてくると、だんだんほめ方もうまくなってきたり。」
「例えば、良い部分を拡大して。」
「ちょっと良い部分があったら拡大して褒めるとか。」
「10個、その子がやったことがあったら、3つぐらいは褒めるとか。」
「お世辞じゃなくて。」
「3つ方式ね。」
「10分の3ぐらいで褒めると、「あっ、その方向でいいんだ」というふうに自信が持てるのもありますし。」
「“褒めはケチらない”というのが大事ですね。」
「迷わず、すっと褒める。」
「躊躇せずに。」
以上、番組の要旨、および番組の最後の部分をご紹介してきました。
要するに、家庭では照れを越えて褒め合う習慣が家族の雰囲気を改善し、職場では「褒めシステム」により業績や定着率が向上しているといった効果が実証されているのです。
そして、街では「褒めますおじさん」の活動が、人との距離を縮める力として注目されているのです。
一方、明治大学の斎藤孝教授は、「イエス・ノー・イエス方式(サンドイッチ法)」を、また、女子バレーボール元日本代表の益子直美さんは、ポジティブ・フィードバックの活用を提唱されておりますが、どちらもとても有益だと思います。
また、斎藤孝教授は、「褒めることは“技術”である」、そして「褒めはケチらない」とおっしゃっていますが、なるほどと頷ける言葉だと思います。
なお、ポジティブ・フィードバックついては、次回、深掘りしたいと思います。
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