これまで地球温暖化の弊害については、昨日も触れたように(参照:No.6138 ちょっと一休み その968 『 ”海の温暖化”の暮らしへの影響 その4 温暖化から食を守れ』)、これまで何回となく繰り返しお伝えしてきました。
そして、その弊害は年々増加傾向にあるのです。
こうした中、一方、以前にもお伝えしているように、人類は戦争などしている場合ではないはずなのです。
ところが、ロシアによるウクライナ侵攻だけでも多くの犠牲者を出すだけでなく(添付1参照)、環境破壊(添付2参照)、そしてCO2の排出量の増加(添付3参照)をもたらしています。
また、大量の兵器の投入による資金もバカにはなりません。(添付4参照)
添付4には以下の記述があります。
年間軍事費の増加:ロシア政府は2024年12月に2025年予算案を発表し、軍事費を前年から約25%増加させ、約19兆円(13兆5000億ルーブル)としました。これは国家歳出全体の約3分の1を占めています。
ですから、プーチン大統領は、ウクライナの国民ばかりでなく、自国の国民の暮らしに対しても、とても大きな犠牲を強いているのです。
ですから、こうした事実をロシア国民が把握すれば、プーチン大統領に対して少なからず不満が出てくるはずです。
このように戦争は“悪”なのです。
もし、ロシアによるウクライナ侵攻が起きなくて、その分、かかった費用を再生可能エネルギーの拡大やCO2排出量の削減に向けた取り組みに使用すれば、その分、地球温暖化の阻止に貢献出来たのです。
添付1)
ロシアによるウクライナ侵攻は3年を経過しているが、この間、死者、負傷者の数は?
ChatGPT:
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから約3年が経過しましたが、正確な死傷者数を把握することは困難です。各種報告や推定値は大きく異なり、情報源によって数値が大きく変動しています。
ウクライナ軍の損失:
- ウクライナ政府の発表:2024年12月、ゼレンスキー大統領は約43,000人のウクライナ兵士が戦死したと述べています。
thetimes.co.uk
ロシア軍の損失:
- ロシア政府の発表:2022年9月の時点で、ロシア国防省は5,937人の兵士が戦死したと報告しています。
zh.wikipedia.org
- 独立系メディアの調査:BBCロシア語版と独立系メディア「Mediazona」は、2024年11月19日までに79,819人のロシア兵士の死亡を確認しています。
zh.wikipedia.org
民間人の被害:
- 国連の推定:2025年初頭の報告で、約12,500人の民間人が死亡し、その中には650人の子供が含まれるとされています。ただし、実際の数値はこれよりも多い可能性があります。
thetimes.co.uk
これらの数値は情報源や報告時期によって大きく異なり、正確な死傷者数を特定することは難しい状況です。戦闘の激化や情報の制限により、最新の正確なデータを入手することは困難であることを理解する必要があります。
添付2)
ロシアによるウクライナ侵攻は3年を経過しているが、この間、環境破壊はどのくらいの規模か?
ChatGPT:
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから約3年が経過しましたが、この間、ウクライナは深刻な環境被害を受けています。2024年11月19日、ウクライナ政府は、ロシアの侵攻による環境被害額が推定で約710億ドル(約11兆円)に達したと発表しました。
equity.jiji.com
主な環境被害の内容は以下の通りです:
- 森林破壊:戦闘により約3万平方キロメートルの森林が破壊されました。これは東京都の面積の約14倍に相当します。
equity.jiji.com
- 土壌汚染:地雷や砲撃によって約13万9000平方キロメートルの土壌が汚染されました。
equity.jiji.com
- 温室効果ガス排出:戦闘や火災に伴い、約1億8000万トンの温室効果ガスが排出されました。
equity.jiji.com
これらの被害は、ウクライナの生態系や環境に長期的な影響を及ぼすと懸念されています。
添付3)
ロシアによるウクライナ侵攻は3年を経過しているが、この間、戦争によってどのくらいCO2を排出しているか?
ChatGPT:
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってからの約2年間で、戦争に関連する二酸化炭素(CO₂)排出量は約1億7500万トンに達すると推定されています。
rief-jp.org
この量は、自動車9000万台の年間排出量に相当し、ウクライナより経済規模が約5倍大きいオランダの年間排出量に匹敵します。
CO₂排出の主な要因は以下の通りです:
- 軍事行動:両軍の燃料や弾薬の消費による排出。
- 火災:戦闘による森林や建物の火災。
- インフラ再建:破壊された建物や施設の再建に伴う建材の生産・運搬。
- 避難民の移動:避難に伴う交通手段の利用。
特に、復興過程では建材の生産や輸送により多量のCO₂が排出されるとされています。
yomiuri.co.jp
戦争が長引くことで、これらの排出量はさらに増加する可能性があります。
添付4)
ロシアによるウクライナ侵攻は3年を経過しているが、この間、ロシア、ウクライナ、およびウクライナの支援国による兵器の投入資金は?
ChatGPT:
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから約3年が経過しましたが、この間、ロシア、ウクライナ、そしてウクライナを支援する各国は多大な資金を軍事活動や兵器の調達に投入しています。
ロシアの軍事支出:
- 総戦費:アメリカ国防総省の試算によれば、ロシアは2022年2月の侵攻開始から2024年2月までに、約2110億ドル(約31兆7000億円)を戦費として費やしたとされています。
mainichi.jp
- 年間軍事費の増加:ロシア政府は2024年12月に2025年予算案を発表し、軍事費を前年から約25%増加させ、約19兆円(13兆5000億ルーブル)としました。これは国家歳出全体の約3分の1を占めています。
yomiuri.co.jp
ウクライナの軍事支出:
ウクライナ政府は、国防と安全保障のために多額の予算を割り当てていますが、具体的な総額は公表されていません。しかし、戦争の長期化に伴い、ウクライナの軍事支出は大幅に増加していると推定されます。
ウクライナ支援国からの軍事支援:
アメリカ、ヨーロッパ諸国をはじめとする多くの国々がウクライナに対して軍事支援を行っています。具体的な支援総額は各国や時期によって異なりますが、例えばアメリカは2022年から2024年にかけて数百億ドル規模の軍事支援を提供しています。ヨーロッパ諸国も合わせて数百億ユーロの支援を行っており、総額は数千億円規模に上ると推定されます。
これらの数値は推定であり、情報源や報告時期によって異なる場合があります。また、軍事支出や支援額は機密情報を含むため、正確な総額を把握することは難しい状況です。