2025年01月08日
アイデアよもやま話 No.6099 JR東日本グループが“冷凍駅弁”をネット販売開始!
昨年9月6日(金)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)でJR東日本グループが“冷凍駅弁”をネット販売開始について取り上げていたのでご紹介します。 

JR東日本グループが全国の“冷凍駅弁”をネット販売する事業を始めました。
鳥取駅の「山陰鳥取かにめし」(1550円)や鹿児島県・出水駅の「厚切り黒豚角煮弁当」(1440円)、全国34種の人気駅弁の“冷凍版”です。
JR東日本グループは9日から“冷凍駅弁”のネット販売を開始すると発表しました。
JR東日本クロスステーション 商品戦略部の池田大輔さんは次のようにおっしゃっています。
「解凍する際に味が若干抜けていきますので、冷凍前に甘みや酸味を強めて、解凍した時にちょうどいい味付けにしています。」

人気の米沢駅弁「牛肉どまん中」と、その冷凍版を食べ比べると、肉の食感だったり、味付けだったり、ほとんど変わらないのと、お米が冷凍をチンしたからといって、べちゃっとしていないところも、かなり再現性が高いといいます。
容器は、冷凍庫で重ねて保存し易いかたち、大きさに変更。
東京駅の「駅弁屋 祭 グランスタ東京」では1日1万個を販売するなど、過去最高の売り上げを記録。
冷凍で海外に販路拡大を狙います。
JR東日本クロスステーション 弁当事業部の相馬孝章さんは次のようにおっしゃっています。
「駅弁が海外のお客様にも認知されてきておりますので、海外への輸出検討してまいりたいと思います。」

以上、番組の内容をご紹介してきました。

番組の内容を以下にまとめてみました。
・JR東日本グループが全国の“冷凍駅弁”をネット販売する事業を始めた
・人気の米沢駅弁「牛肉どまん中」と、その冷凍版を食べ比べると、肉の食感や味付けなど、ほとんど変わらず、お米も冷凍をチンしても、べちゃっとしていないといったようにかなり再現性が高いという
・容器は、冷凍庫で重ねて保存し易いかたち、大きさに変更した
・東京駅の「駅弁屋 祭 グランスタ東京」では1日1万個を販売するなど、過去最高の売り上げを記録している
・冷凍で海外での販路拡大も狙う

なお、冷凍食品関連については、これまで以下のようにご紹介してきました。

アイデアよもやま話 No.5276 デパ地下食品を丸ごと冷凍食品化!

アイデアよもやま話 No.5533 食品革命をもたらす「冷凍グルメ」!

アイデアよもやま話 No.5632 新たな冷凍乾燥技術!

アイデアよもやま話 No.6065 冷蔵・冷凍じゃない第3の保存技術!


かつては、冷凍食品は冷蔵食品に比べて、まずいと言われていましたが、このようにどんどん技術が進化して、今では遜色ないほどの味にまで達しているのです。
こうした流れの中で、JR東日本グループが全国の“冷凍駅弁”をネット販売する事業を始めたと思うのです。
それにしても東京駅の「駅弁屋 祭 グランスタ東京」では1日1万個を販売するほどの売上というのはすごい数字です。
全国にはそれほど駅弁ファンがいらっしゃるということです。
中には、事情により国内旅行も出来ないような方がせめて日本各地の駅弁だけでも楽しみたいという方もいらっしゃると思います。
更に、海外の日本ファンからも引き合いが期待出来ます。
ということで、今回ご紹介したJR東日本グループが展開する全国の“冷凍駅弁”のネット販売は、石破総理が力を入れている地方創生政策とも合致しており、今後の成長が期待出来そうです。

 
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