8月12日(月)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)でホテル客の不用品の再利用について取り上げていたのでご紹介します。
大手不動産ディベロッパーの野村不動産ホールディングスがリサイクル事業を手掛けるスタートアップ、株式会社エコミット(ECOMMIT 添付1参照)と業務提携し、SDGs(添付2参照)に向けた新たな取り組みを始めることがテレビ東京の取材で分かりました。
明日(8月13日)にも発表します。
まずはホテルでの忘れ物を活用する仕組み作りから始めます。
庭のホテル(東京・千代田区)、野村不動産グループが運営しています。
ランチタイムのビュッフェ会場を見ると、野菜のコーナーに貼り紙が。
「ホテルの屋上で育てた」とあります。
その屋上の菜園で意外なものが有効活用されているといいますが、庭のホテル 東京の海老沼悟支配人は次のようにおっしゃっています。
「お客様が捨て置かれたスーツケースをプランターとして再利用しています。」
宿泊客が客室に置き忘れたスーツケースを解体し、プランターとして作り替え、野菜を育てています。
今年、日本を訪れるインバウンド観光客は年間3500万人に迫る勢いで、ホテル業界は好調。
一方で、ホテルが頭を悩ませているのが、宿泊客が部屋に放置する日用品です。
中でも、買い替えや破損によって無断で置いていかれるスーツケースは粗大ゴミとして処理費用も掛かっていました。
更にお客が放置した他の日用品も活用する取り組みを6月から始めています。
海老沼さんは次のようにおっしゃっています。
「お客様自身が不要になった衣類をベッドの上に置いて、このカードを置いていただいております。」
客室に置いて行く衣服について、宿泊客が不用品だと意思表示出来るカードです。
従来は、ホテル側には不用品と忘れ物の区別がつかず、一定期間保管する義務もあるため、保管スペースの確保やゴミ処理代が課題となっていました。
更に、持ち主が現れない場合は、ホテル側が捨てることに。
海老沼さんは次のようにおっしゃっています。
「まだまだ使えそうなものも沢山含まれているので、これらを再流通させて、循環の仕組みに取り組んでいけたらいいなと思っております。」
再利用したいと意思表示された衣類はリサイクル事業を手掛けるスタートアップ、エコミットに引き渡される仕組みです。
野村不動産グループは運営する4つのホテルでこの取り組みを導入する他、首都圏の5つの商業施設や4つのマンション物件でエコミットと協業して不用品回収ボックスを置く計画です。
エコミットの川野輝之CEOは次のようにおっしゃっています。
「少しでも生活に身近な場所に我々のパスト(回収ボックス)を設置することによってゴミが減らせると確信しています。」
以上、番組の内容をご紹介してきました。
番組の内容を以下にまとめてみました。
(インバウンド観光客の急増による新たな課題の発生)
・今年、日本を訪れるインバウンド観光客は年間3500万人に迫る勢いで、ホテル業界は好調である
・一方で、ホテルが頭を悩ませているのが、宿泊客が部屋に放置する日用品である
-中でも、買い替えや破損によって無断で置いていかれるスーツケースは粗大ゴミとして処理費用もかかってた
-従来は、ホテル側には不用品と忘れ物の区別がつかず、一定期間保管する義務もあるため、保管スペースの確保やゴミ処理代が課題となっていた
-更に、持ち主が現れない場合は、ホテル側が捨てることになっていた
(野村不動産による課題解決策の事例)
・大手不動産ディベロッパーの野村不動産ホールディングスがリサイクル事業を手掛けるスタートアップ、株式会社エコミット(ECOMMIT)と業務提携し、SDGsに向けた新たな取り組みを始めることが分かった
・まずはホテルでの忘れ物を活用する仕組み作りから始める
・野村不動産グループが運営している庭のホテル(東京・千代田区)では、お客が捨て置かれたスーツケースをプランターとして再利用している
-宿泊客が客室に置き忘れたスーツケースを解体し、プランターとして作り替え、ホテルの屋上で野菜を育てている
・再利用したいと意思表示された衣類はリサイクル事業を手掛けるスタートアップ、エコミットに引き渡される仕組みである
-客室に置いて行く衣服について、宿泊客が不用品だと意思表示出来るカードを用意した
・更にお客が放置した他の日用品も活用する取り組みを6月から始めている
・まだ使えそうなものも沢山含まれているので、これらを再流通させて、循環の仕組みに取り組んでいけたらという
・野村不動産グループは運営する4つのホテルでこの取り組みを導入する他、首都圏の5つの商業施設や4つのマンション物件でエコミットと協業して不用品回収ボックスを置く計画である
・エコミットの川野輝之CEOは、少しでも生活に身近な場所に我々のパスト(回収ボックス)を設置することによってゴミが減らせると確信している
確かにインバウンド観光客の急増に伴い、宿泊客がホテルに不用品を置いて行ったり、忘れ物も増えていきます。
そうすると、ホテルではこうしたものを保管する場所を増やしたり、宿泊客に連絡して、忘れ物だったかどうか確認し、忘れ物であれば、指定された場所に送ったり、更に不用品と認められれば廃却するというのがこれまでの一般的なパターンでした。
そうした中、野村不動産ではホテルで廃却の対象となったものの有効利用を課題とし、リサイクル事業を手掛けるスタートアップ、エコミットと業務提携し、SDGsに向けた新たな取り組みを始めたというのです。
また、野村不動産グループは運営する4つのホテルでこの取り組みを導入する他、首都圏の5つの商業施設や4つのマンション物件でエコミットと協業して不用品回収ボックスを置く計画だというのです。
確かに客室に置いて行く衣服について、宿泊客が不用品だと意思表示出来るカードを用意したり、不用品回収ボックスがあれば、これまで不用品か忘れ物かの識別が出来なかったのが、少なくとも不用品だと意思表示出来るカードが付けてあったり、不用品回収ボックスに入れてあるものは不用品と識別出来るので、その分手間が省けるのです。
このように、いろいろな方法で不用品と識別出来れば、いろいろと頭を絞って再利用、あるいはリサイクル出来ないか考え、それでも思い浮かばなければ廃棄処分するというわけです。
なお、野村不動産グループが運営している庭のホテル(東京・千代田区)では、宿泊客が客室に置き忘れたスーツケースを解体し、プランターとして作り替え、ホテルの屋上で野菜を育てているのは有効な課題解決策の一例を言えます。
このようにSDGsに対するに理解が各業界に浸透してきて、SDGsに向けた様々な取り組みが始められているのです。(参照:アイデアよもやま話 No.6081 ダチョウで肉不足解消も必要だが、・・・)
添付1)
スタートアップ、エコミットとは?
ChatGPT
エコミット(ECOMMIT)は、循環型経済を推進するスタートアップで、不要品の回収、選別、リユース・リサイクルを行う仕組みを提供しています。本社は鹿児島県薩摩川内市にあり、2007年に設立されました。公式ウェブサイトでは、同社のサービスやプロジェクトについて詳しく知ることができます
https://ecommit.jp
ECOMMIT | 地球にコミットする循環商社 note(ノート)。
また、エコミットは「PASSTO」というサービスも運営しており、郵便局や他の拠点を通じて、不要品の回収・再流通を促進しています。この取り組みは、サーキュラー・エコノミーの普及を目指したものです。詳細はPASSTOの専用サイトで確認できます:
https://passto.jp note(ノート)
添付2)
SDGsとは?
ChatGPT
SDGs(持続可能な開発目標、Sustainable Development Goals)は、2015年に国連で採択された、2030年までに達成を目指す17の国際目標のことです。これらは、地球全体で直面する社会、経済、環境の課題を包括的に解決し、持続可能で平和な世界を実現するために策定されました。
17の目標
1. 貧困をなくそう
あらゆる形態の貧困を終わらせる。
2. 飢餓をゼロに
飢餓を終わらせ、食料安全保障を実現し、栄養状態を改善する。
3. すべての人に健康と福祉を
健康的な生活を確保し、すべての年齢層の福祉を促進する。
4. 質の高い教育をみんなに
誰もが公平に質の高い教育を受けられるようにする。
5. ジェンダー平等を実現しよう
女性と女児の権利を確保し、平等を推進する。
6. 安全な水とトイレを世界中に
すべての人に安全な水と衛生的な環境を提供する。
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
持続可能で近代的なエネルギーへのアクセスを確保する。
8. 働きがいも経済成長も
誰もが仕事において権利を持ち、持続可能な経済成長を促進する。
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
持続可能な産業化を進め、革新的なインフラを構築する。
10. 人や国の不平等をなくそう
不平等を削減し、すべての人が公平に社会に参加できるようにする。
11. 住み続けられるまちづくりを
持続可能で安全、強靭な都市や人間の住まいを実現する。
12. つくる責任 つかう責任
持続可能な生産と消費のパターンを確保する。
13. 気候変動に具体的な対策を
気候変動への緊急対応を行う。
14. 海の豊かさを守ろう
海洋資源を保護し、持続可能に活用する。
15. 陸の豊かさも守ろう
森林や生物多様性を守り、回復させる。
16. 平和と公正をすべての人に
包摂的で平和な社会を促進し、法の支配を確立する。
17. パートナーシップで目標を達成しよう
グローバル・パートナーシップを強化して目標達成を推進する。
背景
SDGsは、2000年から2015年にかけて取り組まれた**ミレニアム開発目標(MDGs)**を引き継ぐ形で策定されました。ただし、MDGsよりも多様な課題をカバーし、途上国だけでなく先進国も含めた全世界が取り組むべきものとされています。
企業や個人の役割
• 企業: ビジネスを通じて環境負荷を減らし、社会に貢献する取り組みを推進。
• 個人: 日常生活での行動(リサイクル、エネルギー節約、フェアトレード製品の購入など)を通じて貢献することができる。
興味のある目標や具体例について、さらに詳しく知りたいことがあれば教えてください!
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