5月8日(水)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)でiPS細胞での”自分専用”の美容商品について取り上げていたのでご紹介します。
化粧品メーカーのコーセーは今日(5月8日)、新たにiPS細胞を使った美容商品の開発を始めると発表しました。
利用者のiPS細胞を基に商品を作ることで、それぞれの肌の性質に合わせた商品の開発を目指します。(こちらを参照)
コーセー 経営戦略室の田中健一室長は次のようにおっしゃっています。
「お客様自身のiPS細胞からの抽出成分である「iPSF」を配合したパーソナライズ美容商品の開発や提供が可能となり、すぐに利用出来る美容価値と真のパーソナライズ美容ソリューションを実現するに至りました。」
コーセーが取り組むのはiPS細胞を使った美容商品づくりです。
iPS細胞は人体から採取した細胞に特定の遺伝子を組み込むことで作られ、あらゆる種類の細胞に変化する能力を持ちます。
利用者のiPS細胞を採取して成分に配合することで、その人の肌質などに合った美容液や保湿クリーム、頭皮ケアの商品を作れる可能性があるといいます。
コーセーがそのために提携したのは京都大学、山中伸弥教授の研究室出身の田邊剛士さんが起業したベンチャー企業のアイ・ピース株式会社です。
iPS細胞を培養する技術を持っています。
田中さんは次のようにおっしゃっています。
「(iPS細胞を使った開発の)技術が進めば、徐々に低コストになっていくと思いますので、出来るだけ多くの方に自分自身の美容商品を使っていただく日が来る。」
コーセーやアイ・ピースは3年以内の商品化を目指し、開発を進めていきます。
以上、番組の内容をご紹介してきました。
番組の内容を以下にまとめてみました。
・化粧品メーカーのコーセーは5月8日、新たにiPS細胞を使った美容商品の開発を始めると発表した
・利用者のiPS細胞を基に商品を作ることで、それぞれの肌の性質に合わせた商品の開発を目指す
・iPS細胞は人体から採取した細胞に特定の遺伝子を組み込むことで作られ、あらゆる種類の細胞に変化する能力を持つ
-利用者のiPS細胞を採取して成分に配合することで、その人の肌質などに合った美容液や保湿クリーム、頭皮ケアの商品を作れる可能性がある
・コーセーがそのために提携したのは京都大学、山中伸弥教授の研究室出身の田邊剛士さんが起業したベンチャー企業のアイ・ピースである
・コーセーやアイ・ピースは3年以内の商品化を目指し、開発を進めていく
iPS細胞の適用がいよいよ美容商品にも展開されようとしているのです。
iPS細胞は人体から採取した細胞に特定の遺伝子を組み込むことで作られ、あらゆる種類の細胞に変化する能力を持つのです。
ですから、個々の利用者のiPS細胞を採取して成分に配合することで、その人の肌質などに合った美容液や保湿クリーム、頭皮ケアの商品を作れる可能性があることから、これまでとは一線を画す美容商品になることは間違いありません。
ですからiPS細胞の活用による美容革命が起きようとしているのです。
特に頭皮ケア商品は男女を問わず、薄毛や抜け毛に悩む人にとって朗報となり、商品化が待ち遠しいと思います。
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