8月22日(月)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で缶でジョッキ飲みが出来るようになる装置について取り上げていたのでご紹介します。
この装置を開発した株式会社346の菅野秀取締役は次のようにおっしゃっています。
「これを使うと普段飲んでいる缶ビールをそのままジョッキ飲み出来て、より美味しくビールを飲むことが出来るんです。」
本体にはフックと刃がセットされています。
まず本体のフックをプルタブにひっかけます。
後は本体を缶にセットして回すだけです。
するとフックが付いているので蓋が缶の中に落ちずにきれいに開きました。
そして缶の切り口が非常に滑らかで、切った後に切りクズなども中に浮かんでいません。
実は飲み口には何層ものアルミが織り込まれています。
一番内側のアルミ、1層だけを切り取っているので滑らかで安全だといいます。
そして缶ジョッキーの飲み心地ですが、番組のフィールドキャスターの感想は以下の通りです。
・一口で口に入る量が多くなった
・いつもより切れのあるのど越しを感じた
・口径が大きいのでいつもより香りをすごく感じた
ビール以外の缶も開けることが出来るので、氷を入れたり、グラス代わりにカクテルも作ることが出来ます。
この缶ビールをジョッキに代えることが出来る缶オープナーは商品名「DAVI (ダヴィ)缶オープナー」で価格5478円で来年5月から発売予定といいます。
菅野さんは次のようにおっしゃっています。
「例えばアウトドアの場面であったりとか、最近はコロナ禍もありますので、自宅で飲む方も多いかと思いますので、そういった場で普段より美味しくビールを飲んでいただこうというような方に使っていただきたいなと思っております。」
将来的には海外のちょっとサイズの違った缶も開けられるように、世界進出を考えているということです。
以上、番組の内容をご紹介してきました。
今回ご紹介した「DAVI缶オープナー」ですが、確かにこれを使うことによりこれまでよりも飲み易くなります。
また、これまで自宅で缶からグラスに移し替えて飲んでいた人にとっては、缶のままでもこれまで同様の飲み方が出来るので、ビールを飲んだ後にグラスを洗う必要もなくなります。
さて、ここで思い出したのはアイデアよもやま話 No.4353 ビール競争、勝負の決め手は“泡”!?でご紹介した、ボタンを押すと、1秒間に4万回振動する超音波が発生し、きめの細かい泡を生み出すという新型電動式の「神泡サーバー」です。
「DAVI缶オープナー」で缶を開けた後に「神泡サーバー」を使うことにより、生ビールに近い味を楽しむことが出来ます。
ですから、もし「DAVI缶オープナー」と「神泡サーバー」の両方を使えば、キャンプなどアウトドアライフでも気軽に、缶のまま、缶ビールを飲み易いかたちで、しかも生ビールのような味わいを楽しむことが出来るのです。
ですから、こうした缶ビールの楽しみ方はある程度普及していくと思われます。
そこで、思いつくのは「DAVI缶オープナー」と「神泡サーバー」を合体させた商品です。
こうした商品が市販化されれば、より気軽に缶のまま生ビールの味を楽しめるようになります。
ちなみに、「神泡サーバー」については引き合いが多かったのか、今でもアマゾンで「mocomoco ビールサーバー」という商品名で販売されています。(こちらを参照)
また、先日、メルカリでは680円で販売されていましたが、今日現在は売り切れ状態です。(こちらを参照)
TrackBack (0)| by e-an
TrackBackURL : ボットからトラックバックURLを保護しています