2022年06月22日
アイデアよもやま話 No.5306 和傘の技術を生かした照明器具!
3月10日(木)放送の「THE TIME’」(テレビ東京)で和傘の技術を生かした照明器具について取り上げていたのでご紹介します。 

和傘職人の技術を生かした照明器具、配色も様々であんどん型やスタンドタイプのものまで、京都・上京区在住の西堀耕太郎さん(47歳 こちらを参照)は天日干しした和傘から太陽が透けて見えることに着目、2年をかけて商品化し、ミラノやニューヨーク、上海など海外の展覧会などに多数出展すると、スターバックスやザ・リッツカールトン京都、料亭 八代目儀兵衛など、カフェや高級ホテル、料亭などからの注文が殺到し、大ヒット、発売前は160万円だった年商が7800万円になりました。

そんな西堀さんのモットーは「伝統は革新の連続、自分自身も常にアップデートして生きていきたい」といいます。

以上、番組の内容をご紹介してきました。

西堀さんの作品はテレビを通して見てもとても幻想的で“和のイメージ”そのものと言えます。
そして、その作品を自宅のどこかに置いたら、それだけでその部屋の雰囲気が一変して“和の世界”になってしまうのではと思うくらいのインパクトを感じてしまいます。
ですから、カフェや高級ホテルなどから注文が殺到しているというのもうなずけます。(関連商品についてはこちらを参照)

なお、こうした照明器具を作るようになったきっかけは天日干しした和傘から太陽が透けて見えたという偶然だといいますが、新たな発見はこうした偶然によることが多いようです。
ですから、日頃から好奇心や問題意識を持ち続けることがとても大切なのです。
更に商品化まで2年を要したというように、アイデアは閃いてもそれを具体的なかたちにするまでは何年かかるか分からないのです。
ですから、実現するまでは決して諦めない“ネバーギブアップ”精神もとても重要なのです。

 
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