2022年01月21日
アイデアよもやま話 No.5171 EVの充電設備に伴う問題解決策(案)!
私のこれまでの10年ほどのEVオーナーとしての体験から以下のことが言えます。
少なくとも、普段の暮らしで1日当たりの走行距離が50km程度であれば、中古のEVでも一戸建て住宅のケースで、自宅の駐車スペースに普通充電器を設置して、毎日充電していれば、外出時の充電スタンドでの充電は一切必要なく、バッテリー切れを心配することなく、安心して走行することが出来ます。
また、日産「リーフ」の62kwhの容量のバッテリー搭載の最新モデルであれば、フル充電で350km近くの長距ドライブでも途中での充電無しで安心して楽しむことが出来ます。
ちなみに一戸建て住宅に住んでいる方がEVを購入する場合、多くはEVの購入時に普通充電器を自宅に設置しているようです。

一方、マンション住まいなど、一戸建て住宅以外に住んでいる方がEVを購入する際のネックの一つは充電設備ですが、昨年12月28日(火)放送の「おはよう日本」(NHK総合テレビ)でEV対応が進むマンションについて取り上げていたのでご紹介します。

EVの本格的な普及を見据えたマンションの建設計画が相次いでいます。
EVの普及にはマンションなどで充電設備を大幅に増やしていくことが課題の一つになっています。

東急不動産は来年(2022年)竣工予定の東京・目黒区のマンションで全ての駐車場に充電設備を設ける計画です。

一方、野村不動産は4年後の竣工を目指す神奈川県相模原市のタワーマンションで約200台の駐車場全てに充電設備を設置します。
野村不動産 住宅事業本部の吉田安広次長は次のようにおっしゃっています。
「“EV車を普及していかなきゃならない”というのは日本の一つの命題だと思います。」
「10年後、20年後も見越してこういう設備を入れていかないといけないというのを考えているところです。」

EVの普及には様々な課題はあるものの、戸建て住宅に限らず、マンションやアパート住まいでも身近な駐車場に普通充電器などの設備が備わっていればEV購入の大きなハードルを越えることが出来るのです。

ということで、EVの普及策としてまずはガソリン車並みの低価格化、およびガソリン車並みの航続距離を達成させ、EVの普及状況を見ながら同時並行で徐々に外出先の充電インフラの整備を進めるというのが得策だと思うのです。

 
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