2021年12月05日
No.5130 ちょっと一休み その802 『ISSで”宇宙オリンピック“が開催!』
8月9日(月)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)でISSでの”宇宙オリンピック“の開催について取り上げていたのでご紹介します。

ISS(国際宇宙ステーション)で”宇宙オリンピックが開催されました。
ピンポン玉に息を吹きかけ、相手の陣地へ、競技名は「ノーハンドボール」、日本人宇宙飛行士、星出明彦さんも参加するチームドラゴンとチームソユーズに分かれ、ゴールを目指します。
その他、「シンクロナイズド浮遊」や華麗に縦や横に体を回転させる「体操」の競技が行われました。
また、ISSでは次の2024年のオリンピックがフランスのパリで開催されることもあり、星出さんからフランス人宇宙飛行士のトマ・ペスケさんにオリンピックの旗の引き継ぎも行われました。

以上、番組の内容をご紹介してきました。

東京オリンピックは7月23日から8月8日にかけて開催されましたが、これに合わせるかたちでISSでも”宇宙オリンピック“が開催されていたというニュースはいかにも宇宙開拓時代を象徴するイベントだと思います。
将来、月や火星など他の惑星に何十万人、あるいは何百万人規模の人類が定住するような時代になると、オリンピックに限らず、オンラインゲームなど様々な国際大会ではなく、宇宙大会が開催されるようになると思います。
そういう意味で、今回ご紹介した”宇宙オリンピック“はこうした大会の先駆けと言えます。

さて、ここで想像力を働かせると、人類が移住してその人口が数十万人規模くらいまで増えると、それぞれの惑星ごとに、地球上では満たされなかった不満を解消するそれぞれの理想を掲げた新たな国家が誕生するのではないかと思われます。

 
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