2021年08月27日
アイデアよもやま話 No.5045 「アバター」アプリのトライアルキャンペーンに参加して感じたその将来性!
先日たまたまネット記事(こちらを参照)で「夏休み期間限定アバタートライアルキャンペーン 瞬間移動の旅を無料でいち早く体験しよう!」という文字が目に飛び込んできました。
この種のアイデアに目のない私はすぐにこのキャンペーンに申し込もうとしました。
そして、このキャンペーンの参加に必要なヘッドセットを早々と購入し、キャンペーン参加の前準備に取り掛かりました。
ところが、肝心のアプリのインストールが何かの制約で出来ず、何とか期日までに間に合わせようとしていたのですが、バタバタしていて間に合わず、諦めていました。
ところが、キャンペーン当日の8月16日、思いがけずキャンペーンの関係者の方から参加確認の電話がかかってきて、事情を話したところ、アプリのインストールなどをサポートしていただき、何とかアバタートライアルのトレーニング(30分)に間に合うことが出来ました。

前置きが長くなってしまいましたが、このキャンペーンを開催しているavatarin(アバターイン)株式会社のミッションは、「アバターを、すべての人の、新しい能力にすることで、人類のあらゆる可能性を広げていく。」です。(公式ページより)

そして、このトレーニングの内容ですが、スマホを介して自宅でパソコンを操作している私とトレーニング用のスタジオにいるトレーナーさんはテレビ電話のようにお互いに相手の顔を見ながら会話をすることが出来ます。
そして、トレーナーさんから一通りパソコン操作の説明を聴いた後、実際に自分でアプリ「アバター」を体験しました。
パソコンの操作によりスタジオ内部を自分のペースで360度ぐるりと見回したり、興味のある箇所をズームアップしたり、逆に遠ざけたり、またカメラの角度を上下自在にコントロールも出来ました。
こうして、体験の間、いろいろと私が質問したりしていたので、体験の30分はあっという間に過ぎてしまいました。

さて、この体験の後、「アバター」というアプリの将来性について、いろいろ思ったので以下にまとめてみました。
・展覧会や核物館、あるいは展示会などを自宅などからリモートでマイペースで楽しむことが出来る
・将来的には国内外の有名観光地や博物館、美術館などを中心に穴場的な場所をアプリの対象にすることにより、自宅に居ながらにしてパソコンを通して世界中を旅行することが出来る
・こうした単なる旅行などばかりでなく、訪問先でのリアルタイムでの買い物も出来るようになれば、アマゾンなど既存の通販サイトとは異なる、これまでにない臨場感のある買い物気分を味わえるようになる
・また戸建て住宅のモデルハウスや新築マンションのモデルルームなどのリモート訪問にも活用出来る
・説明員との間でゆったりとした会話を楽しみながら、質疑応答が出来る
・従って、ユーザー層は子どもから高齢者まであらゆる層が対象になる
・更に将来的には、月や火星など他の惑星でもこのアプリを通して探検気分や宇宙観光気分を味わえるようになる

「アバター」を通して、こうしたこれまでにない体験が出来るようになりますが、以下のような課題も考えられます。
・ユーザーごとにカメラやガイドが必要になるのでサービスの回数に限りがある
  対応策:団体客のように1回のサービスの対象を複数にするサービスを加える
・サービスの拡大に向けて、ガイドの人数がネックになる
  対応策:ガイドの代わりにAI搭載のロボットなどを活用する
      あるいは、ガイドもリモート参加出来るようにする

ということで、いろいろ課題もありそうですが、今回ご紹介した「アバター」は旅行や買い物など、様々な分野での新たなサービス・インフラとしてとてもビジネスとして将来性を感じました。
同時に、単なるビジネスとしてのみならず、あらゆる人たちの新たな人生の楽しみ方、すなわち新たな人や風景、あるいは魅力的な商品との出会いの場を提供するという「アバター」そのものの持つ素晴らしさを感じました。
ですから、今後どのようにアバターインという企業が成長していくのかとても気になるところです。

 
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