2021年08月24日
アイデアよもやま話 No.5042 人気の”表情が見えるマスク”!
4月27日(火)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で”表情が見えるマスク”について取り上げていたのでご紹介します。 

新型コロナウイルスの感染対策としてマスクを着けて生活することが当たり前になっていますが、一方で表情が見えづらく、コミュニケーションが取りづらいという課題があります。
これを解決する新たなマスクを4月26日、マスク最大手のユニ・チャームが発売しました。
商品名「顔がみえマスク」で価格は1480円(送料別)です。
口元部分に透明なフィルムを使用することで、口の動きや表情が見えるようにしました。
ユニ・チャーム 企画本部・広報室の清水桃香さんは次のようにおっしゃっています。
「口元や表情によってコミュニケーションされる聴覚障害の方々や言語障害の方々というのはコミュニケーションを取りづらいというふうなお声がございました。」

その着け心地は、軽く、鼻の部分とあごの部分が肌と密着するようになっているので、自分の飛沫を飛ばさないというところと外からの侵入も防げるという安心感もあるといいます。
透明なフィルムの周りは肌触りのいい生地で密閉されていて、一般的なマウスシールドに比べると飛沫は飛びません。
4月27日、自社のオンラインサイトでまずは3000枚売り出したところ、即日で完売しました。
清水さんは次のようにおっしゃっています。
「口元とマスクの間に立体空間を持たせまして、より空間を意識しております。」
「また、透明フィルムに関しましては、曇り止め加工をしておりますので、曇りにくくなっている。」

なお、このマスク、洗って何度も使えるといいますが、布の部分は中性洗剤で水洗い出来ますが、透明な部分は中性洗剤を使うと曇り止め加工がとれてしまうということで水洗いした方がいいといいます。

以上、番組の内容をご紹介してきました。

「目は口程に物を言う」と言われていますが、やはり顔全体が見えた方が相手の表情がよく見えて、コミュニケーションが取り易いです。
一方、ワクチン接種は進みつつありますが、それでも変異ウイルスの感染拡大に伴い、感染力が従来のウイルスに比べて一段と強化されているので、ワクチン接種後もまだまだ当面はマスクの着用が望ましいと言われています。

そうした中、今回ご紹介した「顔がみえマスク」は口元部分に透明なフィルムを使用しているので、口の動きや表情が見えるということでコミュニケーションが取り易くなると見込まれます。
ですから、特に顧客と直接対面するような人たちやオンライン会議に参加する人たちからの引き合いがあると見込まれます。
ただし、このマスクを洗濯する際に、布の部分と透明な部分を別々に洗えるようにこの2つの部分を着脱出来るような工夫が必要だと思います。

 
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