1月9日(土)付けネット記事(こちらを参照)で30秒照射で新型コロナウイルスを不活性化するLEDについて取り上げていたのでその一部をご紹介します。
・日亜化学工業株式会社(徳島県阿南市)は、新型コロナウイルスの不活化効果を持った深紫外LEDを開発した。
・一定条件の下、ウイルスに30秒間照射すると、99・99%不活化させることも実証した。
・既に量産体制を整え、空気清浄機やエアコンなどへの応用が期待できるとしている。
・同社によると、開発したのは、波長280ナノメートル、光出力70ミリワットの深紫外LEDである。
・同社は、波長を280ナノメートルとした分、光出力を70ミリワットまで高めた深紫外LEDを12個使った「ハンディUV照射機」を試作。波長を280ナノメートルとしても光出力を上げることで、260ナノメートルの波長と同程度の不活化効果があることを確認した。
・260ナノメートルより波長を長くすることで長寿命化につながり、実用的な深紫外LEDが完成したという。
・照射機を徳島県に20台、徳島大に30台寄贈し、深紫外LEDを使った商品開発・販売について、国内メーカーと協議を進めている。
以上、ネット記事の内容の一部をご紹介してきました。
LEDによる30秒の照射だけで新型コロナウイルスを不活性化出来るというのは朗報だと思います。
人の密集するイベント会場や店舗などにこの照射機を設置すれば、新型コロナウイルスの感染拡大阻止に貢献出来るからです。
新型コロナウイルスの感染治療薬やワクチン、あるいは「3蜜」対策以外にもこうした対策があるのです。
ということで、徳島県内に設置された照射機の効果が確認出来次第、早期に市販化をしていただきたいと思います。