5月1日(金)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で首にかけるマスクについて取り上げていたのでご紹介します。
相模カラーフォーム工業株式会社の甲斐大輔係長は次のようにおっしゃっています。
「(ご自身がマスクを耳にかけていない理由について、)長時間マスクをつけていると、どうしても耳が痛くなってしまうということがありまして、耳にかけない方法で何か出来ないかなということで開発させてもらいました。」
「(全く痛くならないのかという問いに対して、)全く痛くなりません。」
今回ご紹介するのは、マスクをかける時に使う小さなパッドです。
使い方は簡単です。
まずパッドの穴にマスクの片側のゴムひもをひっかけます。
そのゴムひもを耳にかけたら、パッドを首の後ろで抑えて、パッドのもう片方のゴムひもも同じようにかけます。
ジャンプをしてもずれることがないほどピッタリしています。
また、メガネをかけた時にもマスクのゴムひもが邪魔になりません。
以上は、2015年2月26日放送の同番組の内容からでした。
このパッドに今引き合いが殺到しています。
現在、取締役の甲斐さんは次のようにおっしゃっています。
「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、多くの方がマスクをつけるようになりました。」
「普段マスクをつけ慣れていない方は耳が痛くなり易いこともあり、マスクをしていて耳が痛くならない「くびにかけるくん」(税抜き399円
2個セット)の商品を沢山ご注文いただいております。」
「くびにかけるくん」は昨年の同じ時期に比べて40倍以上の発注を受けています。
更に、2015年の10月8日に紹介した、マスクの鼻の部分に貼って隙間を無くす「マスクにはるこちゃん」もマスク不足の中、手作りマスクを作る人に好評だといいます。
甲斐さんは次のようにおっしゃっています。
「ご購入いただいたお客様に少しでも早くお届け出来るよう、生産体制を整え、現在フル稼働で生産しております。」
「新型コロナウイルスが早く終息し、当たり前に生活出来ることを願っています。」
普段メガネをかけている人にとって、マスクをとろうとする時にマスクがメガネにひっかかってメガネが落ちてしまうので「くびにかけるくん」はこうしたことが防げるので効果的です。
以上、番組の内容をご紹介してきました。
確かにマスクを長時間していると、多少耳が痛くなってきます。
更に、私もその一人ですが、メガネをかけた状態でマスクをしていると、メガネを外す時にマスクが引っかかって外しにくい場合が多いです。
そうした問題の解決策として「くびにかけるくん」は効果的だと思います。
一方、「マスクにはるこちゃん」も手作りマスクを作る人に好評だといいますが、私は以前からマスクの鼻の部分にスポンジが貼ってあり、隙間のないマスク(商品名「快適ガードプロ」)を探し当てて使用しています。
なぜならば、メガネをかけた状態でマスクと鼻との間に隙間があるとメガネが曇ってしまうからです。
ということで、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うマスクの需要、更に手作りマスクの普及により、こうした商品の需要拡大は当然と言えます。
今、コロナ禍で多くの業界が売り上げの激減で苦しんでいますが、一方コロナ禍であるが故にこうした商品の売り上げは伸びているのです。
要するに、「3密」の回避、あるいはコロナ禍でも楽しめるような商品やサービスは大なり小なり需要が見込めるのです。
ですから、より多くの企業がこうした需要に応えるような商品やサービスを新たに開発し、生き残っていって欲しいと思います。
追記) (9月17日)
「くびにかけるくん」が気になり、近くのドラッグストアで購入しようとしたのですが、扱っておらず、特別に取り寄せてもらいました。
そして購入し、実際にしばらく使ってみましたが、首に違和感が全くなく、耳が痛くなることもなく、またマスクをとろうとする時にマスクがメガネにひっかかることもありません。
ということでとても満足しています。