2月7日(金)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で電子和太鼓について取り上げていたのでご紹介します。
ローランドで電子和太鼓を開発しましたが、これ1台でいろいろな音が出せるといいます。
使い方はとても簡単で、太鼓に内蔵されているパネルで好きな太鼓の種類を選ぶだけです。
例えば、お祭りでおなじみの長銅太鼓や歩きながら叩ける桶銅太鼓、お囃子で使われる締太鼓などです。
実はこの電子和太鼓は、太鼓芸能集団、鼓動との共同開発なのです。
ローランド第1開発部の野村 晃太郎さんは次のようにおっしゃっています。
「この電子和太鼓は自分の好きな音を、USBを使って取り込んで鳴らすことが出来ます。」
「新しい楽器として使う可能性も非常に秘めていると思いますので、ここから新しい音楽がいっぱい生まれていけばいいなと思っております。」
様々な音源で楽しむことが出来るこの電子和太鼓(商品名「TAIKO−1」)は価格14万2000円前後で今夏に発売予定といいます。
なお、この商品は解体も出来るので、搬入する時に和太鼓はすごく大変だったのが、搬入もコンパクトなかたちで出来るといいます。
また、イヤホンジャックもあるので、室内でも和太鼓の練習が出来るということも開発のきっかけになったといいます。
以上、番組の内容をご紹介してきました。
番組では、実際にこの電子和太鼓でいくつかの種類の太鼓の音を出していましたが、どれもそれらしい音でした。
しかも、イヤホンジャックもあるので、どこでも周りに迷惑をかけずに練習出来ます。
また、USBから取り込んで様々な音源でいろいろな種類の音を出すことが出来るし、解体も出来るので持ち運びが便利なことから、特に和太鼓のプロの演奏家からの引き合いが期待出来ます。
しかし、アマチュアで和太鼓を楽しみたいという方にとっては15万円近くする価格は購入するうえでちょっと高いハードルと思われます。