2月6日(木)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で瞬間調光サングラスについて取り上げていたのでご紹介します。
周囲の明るさに合わせて瞬時に色の濃さが変わるというサングラスですが、トンネルに入るとサングラスの暗さはないといいます。
なぜこのようなことが出来るのかですが、このサングラスを開発した株式会社ビジョナップの田村 哲也社長は次のようにおっしゃっています。
「(レンズに)フィルム液晶という特殊な液晶を使っています。」
「すごく薄い液晶を使っていることで、0.1秒以内という一瞬にして色を調整することが出来る。」
このサングラスにはソーラーパネルが付いていて、そこからレンズに電気を流すことで液晶の色がパッと変わるという仕組みなのです。
これまでも色が変わるサングラスはあったのですが、色が変化するまで数十秒〜数分かかっていたのです。
ところが、こちらのサングラスは液晶を使うことでその時間を0.1秒以下に短縮したのです。
なので急な明るさの変化にも対応出来るようになったのです。
田村社長は次のようにおっしゃっています。
「自転車競技やバイク、勿論クルマの運転でもお使いいただけます。」
「例えば、急に真っ暗になる、そういった時でも(サングラスを)かけっぱなしでOKです。」
「瞬間的に反応してくれますので。」
今後は、遠視や近視の矯正用のメガネに付けるタイプも開発したいということです。
ちなみに、商品名は「eShades」で価格は2万9700円です。
以上、番組の内容をご紹介してきました。
以前、私の父の知り合いの方がクルマの運転中トンネルに入り際でサイクリング中の自転車に気付かず、ぶつけてしまいました。
そして、入院1ヵ月程度のケガを負わせてしまいました。
私も何度となく経験していますが、トンネルに入り際で急に暗くなったので前がほとんど見えなかったのです。
ですから、この事故のことを聞いてから、ドライブ中、トンネルの入り際ではスピードを落として前方に注意するようになりました。
こうした中、今回ご紹介した瞬間調光サングラスは急に暗くなった時にもよく見えるといい、遠視や近視の矯正用のメガネに付けるタイプも開発される予定といいます。
ですから、ドライブ中の事故防止のためにも、色が変わるサングラスをこれから購入したいという方々には朗報と言えます。