2月6日(木)放送の「あさチャン!」(TBSテレビ)で40代からの”老け声”について取り上げていたのでご紹介します。(詳細はこちらを参照)
3000ヘルツの声だと人の耳はとても敏感に捉えるということで、ここがしっかり、はっきり出ていると“脱・おばさん声”を出すことが出来るようになるといいます。
この3000ヘルツは、ある話し方をすることでしっかり出せるようになるのです。
それはズバリ笑顔で話すことです。
でもただ笑顔になればいいというわけではありません。
ちょっとしたコツがあります。
その手順は以下の通りです。
・口を開く
・ほほ骨を上げる
・目が三日月型になるのをしっかり感じる
・覚えたと思ったら手を離す
実際に通常の声と笑顔での声とをグラフで比べると、笑顔での声の方が3000ヘルツあたりの色が濃くなってはっきりしています。
笑顔をつくると、鼻の奥にある空間が広がります。
すると、この空間で声がよく反響するようになります。
それが声を豊かに広げて、響きのある若々しい声にするというのです。
なお、声帯が衰えてくると誤嚥性肺炎につながり易いそうなので、鍛えることによって、その予防にもつながるといいます。
以上、番組の内容の一部をご紹介してきました。
笑顔の効用についてはこれまで以下のように何度かお伝えしてきました。
No.662 笑いの力!
No.4410 ちょっと一休み その682 『渋野選手の強さの秘密 “ 笑顔”!』
アイデアよもやま話 No.4438 普段の実力×?=普段の実力以上の実力!
そして今回あらためて感じたことは、以下のような笑顔の効用です。
・ストレス解消
・痛みの軽減
・声帯の衰えによる誤嚥性肺炎の防止などの健康増進
・周りの人たちとの良い関係
ということで、アイデアよもやま話 No.4635 孤独は1日15本のタバコよりも害がある!?でご紹介した孤独による健康悪化の解消法としても意図的に笑顔をつくることは役立ちそうです。
それにしても、悲しい時や苦しい時とかその時の感情に関係なく、“笑顔”一つで感情をコントロール出来、その他にもいろいろなメリットがあるという私たち人間の特性はとても素晴らしく、とてもありがたいと思います。
今、人類は新型コロナウイルスとの闘いで、世界中の多くの人たちが大変な状況に陥っていると思いますが、何とかお互いに笑顔で乗り切っていただきたいと願います。
「雨の止まない日はずっとは続かない」と言われるように、いずれ新型コロナウイルスも収束を迎える日がやって来るのです。