昨年9月3日(火)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で便利な万能指先トングについて取り上げていたのでご紹介します。
新たに開発したトングを使って大根を擦り下ろしながら、ケイワイ・プランニングの河野 修策さんは次のようにおっしゃっています。
「このフィンガートングがあれば、指先を守って安全に食材を最後まで擦り切れるんです。」
河野さんが開発したのが指や爪を守りながら、調理や食事が出来るトングです。
下ろし以外にも生の肉を触る時に使えば、一回一回手を洗う手間が省けたり、骨付きチキンを食べる時にも手を汚さないで食べられるのですが、こういう商品は他にもありそうです。
このことについて、河野さんは次のようにおっしゃっています。
「他にもあるのは、だいたい用途が特化してしまっていて、1通りか2通りの使い方というものが多いですね。」
「これだと20通り以上の使い方があるので・・・」
いったいその使い方とはどんなものなのか、いくつか試してみました。
まずはアイロンがけ、特にスチームアイロンを使う時は蒸気の熱から指が守られて全く熱くないのです。
更に缶詰を開ける時、爪が割れるリスクも楽々クリアです。
またサボテンのような刺がある植物を触る時や釣りの餌を付ける時などにも役立ちます。
こうした20通りも使えるトングの秘密について、河野さんは次のようにおっしゃっています。
「これ(このトング)はいろいろなものをつかめるように幅をつけて、小さいものもつかめるように(トングの)先端まで(爪をつけるというように)工夫したりとか。」
「かつ、爪と指先を守れるように(全体を)ガードしたという。」
河野さんはトングでつかみたいモノが次々と思い浮かび、改良を重ねて今のかたちになったといいます。
このトングは昨年8月からインターネット上で価格730円で販売しています。
なお、今後について河野さんは次のようにおっしゃっています。
「医療とか介護ですとか、そういった方面でも何か使えないかなと思っていますね。」
「目指せ50通り。」
河野さんはこの番組で何度か取材していますが、いつもいろいろな使い道がある商品を開発されております。
その理由は、どれか使い道が刺さるモノを買ってくれるだろうということだといいます。
以上、番組の内容をご紹介してきました。
以前は缶詰は缶切りで開けるのが一般的でしたが、最近は爪で開けるタイプが増え、それはそれで便利なのですが、ちょっと困るところがあります。
というのは、缶詰を開ける際に爪の力ではちょっと開けにくい場合があるからです。
そうした中、この商品であれば、缶詰を開ける場合以外にもいろいろな用途があるということなので、買ってみようと思いました。
実は、私はこうしたアイデア商品に弱いのです。
そこで、ケイワイ・プランニングに直接問い合わせしてみると、番組でも伝えていたようにこの商品は現在店舗での販売は行っておらず、ネット販売のみなのです。
しかし、店舗での販売も目指しておりますので、いずれ店舗でも購入出来るようになると思います。
なお、この商品は番組では「フィンガートング」という商品名で紹介されましたが、今は「FINGOO(フィングー)」という商品名で、1個790円(税込み)に送料300円を含めて合計1090円で販売されております。
この価格だとどうしても送料が300円かかるということで気になってしまいます。
ですから、店舗販売が始まれば、購入者が増えると思います。
実際に1個入手して缶詰開けに使ってみたところ、確かに爪の負担なく簡単に開けることが出来ました。
そこで、実家で独り暮らしの父(92歳)のところでも缶詰が置いてあったので、「フィングー」を持って行って父にも試してもらったところ、何回か試すと開けられるようになりました。
今回、あらためて気付いたのは、缶詰によって微妙に開け易さが異なるのです。
ですから、高齢者など手の力が弱い人のことを考慮すると、「フィングー」の先端の爪がもう少し薄くすれば誰でも簡単に開けられるようになると思いました。
また、以前知り合いの女性から爪を長くしていると、缶ジュースなどを開ける際に困るという相談を受けたことがあります。
ですから、こうした方々にとっても「フィングー」は役立つと思います。
なお、「フィングー」にはいろいろな使い方があるということで、使い方の事例の動画が公開されています。(こちらを参照)
このようにいろいろな使い方があるので、当初は1個購入すればいいと考えていたのですが、2個のペアセットで購入してもいいのではという気になってきました。