8月29日(木)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)でスマホいらずの超小型無線機について取り上げていたのでご紹介します。
耳に着けるだけで遠くの人とも会話出来る会話用超小型無線機、スイッチを入れてボタンを押すだけで、最大500mほど離れた人と会話が出来ます。
これまでこうした小型の会話用無線機はスマホや専用の受信機が必要でしたが、この超小型無線機はイヤホン同士がブルートゥースを介して音を送信したり、受信したりしています。
開発したのはソニーのヘッドフォンの設計チーム、両手が塞がってしまうスキーやサイクリングなどのスポーツシーンで使ってもらおうと開発したそうです。
ソニーの尾原
昌輝さんは次のようにおっしゃっています。
「スキーの選手とコーチを休みの日とかは同じく20年以上活動していまして、スポーツ界に恩返しをしたいと。」
この通信機はスマホが必要ないので、運動する人だけでなく、お年寄りや小さな子どもたちにも使ってもらいたいといいます。
尾原さんは次のようにおっしゃっています。
「いろんなカルチャーを変えるのではないかと私自身は思い描いていまして、例えば小さなお子様にスマホを持たせるわけにはいかない。」
「でも、これさえ着けてもらえれば、誰でもどこでも使える。」
現在はクラウドファンディングで購入を募っていて、需要も見込めれば商品化する方針です。
ちなみに、商品名「NYSNO−100」で、価格は1万4500円といいます。
またサーフィンでも使えるように、この商品は完全防水を目指しているといいます。
またレストランの店員さんや、こうした放送のスタジオのインカム(無線機)もいつかこの無線機にしたいとソニーでは意気込んでいます。
以上、番組の内容をご紹介してきました。
今回ご紹介したスマホいらずのイヤホン型超小型無線機、スイッチを入れてボタンを押すだけで、最大500mほど離れた人と会話が出来るといいますから、レストランや工事、放送局などの作業現場で働く人たちからの引き合いが期待出来そうです。
しかし、高齢者や幼児など家族間の外出時のコミュニケーション用に使うとなると、最大1km程度まで離れていても会話出来るようになると安心だと思います。
また、その際、操作方法も誰でも簡単に出来るような工夫も求められます。