2019年11月24日
No.4494 ちょっと一休み その696 『たった一人での映画館での映画鑑賞』

先日、久しぶりに「最高の人生の見つけ方」を観に映画館で行ってきました。

この映画はジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演したロブ・ライナー監督による同名映画を原案に、吉永小百合と天海祐希が共演したハートフルドラマです。

生きることの意味や家族の絆、そして家族愛をテーマとしており、とてもスートリーもよく出来ていて、久しぶりにいい映画を観たという思いでした。

 

さて、この映画を観るに至った経緯ですが、以前もお伝えしたように、私は毎週2、3回横浜中華街にある小公園(通称)や山下公園に行って太極拳をしています。

先日、いつものように一人で太極拳をやっていました。

すると、たまに小公園を掃除している同年代の女性から次のように声をかけられました。

「自分の子どもが「最高の人生の見つけ方」という映画に出演しており、とてもいい映画なのでよかったら観に行って下さい。」

 

これも何かの縁だと思い、観に行ったのです。

 

さて、私がこの映画を最寄りの映画館に観に行ったのは、劇場公開日から既に1ヵ月ほど経っていたので、1日1回のみの朝の8時過ぎからの上映でした。

ですから、観客数はとても少ないだろうと予想はしていたのですが、ふたを開けてみたらなんと観客は私一人だったのです。

勿論、座席も最も観やすい席を選びました。

こんなことはこれまで何度となく映画館に足を運んできた70年近い私の人生において初めてのことです。

 

ですから、この映画に関する感想とは別にいろいろな思いが湧いてきました。

映画館を独占した状態で観ることで一瞬大富豪の気分になったり、なんとなく落ち着かない気分だったり、観客が一人では赤字だろう、とかです。

 

ちなみに、この映画を勧めてくれた女性の家族の出番はごくわずかでしたが、とても難しい役どころで、親近感も湧いてきました。

後日、この映画を勧めてくれた女性にとてもいい映画だったと伝えると、とても喜んでいました。

こうした何気ない出会い、あるいは会話も人生の楽しいひと時だと思うのです。


 
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