2月6日(水)放送の「ニュース7」(NHK総合テレビ)で海底の泥から大量のマンガン・レアメタルが発見されたことについて取り上げていたのでご紹介します。
海洋研究開発機構などの調査チームは、南太平洋の海底の泥を採取・分析した結果、マンガンやレアメタルなどの金属を含む小さな粒上の塊が大量に存在していることを発見しました。
見つかった粒上の塊が世界の海洋に存在すると仮定すると、その量はマンガンで最大7兆6000億トンに上ると推定され、これは年間の世界の生産量で約47万年分に相当する膨大な量だということです。
資源として利用するには、効率的に金属を回収する技術開発が必要だということですが、将来の資源開発の候補として期待されます。
以上、番組の内容をご紹介してきました。
アメリカは新しい採掘技術を開発し、今やシェールオイルやシェールガスの大量生産国となりました。
一方、日本はこれまでこうした資源には恵まれない資源小国でした。
ですから日本も今回の発見を機に是非効率的に金属を回収する技術を開発し、マンガンやレアメタルなどの金属の資源大国を目指して欲しいと思います。