前回は操縦免許不要の1人乗りヘリコプターについてお伝えしました。
また以前、アイデアよもやま話
No.4112 空飛ぶタクシー「ウーバーエア」の試験飛行が2020年に実施予定!でアメリカの配車サービス大手、ウーバーテクノロジーズ(ウーバー)による空飛ぶタクシーの試験飛行の動きについてお伝えしました。
このように空飛ぶクルマやドローン関連の開発の動きは世界的に広がっています。
そうした中、1月24日(木)放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)、および1月26日(金)放送の「あさチャン!」(TBSテレビ)でボーイングによる空跳ぶタクシーの試験飛行の成功について取り上げていたのでご紹介します。
アメリカの航空機メーカーの大手、ボーイングは1月23日に自動操縦で飛行する空飛ぶタクシーの試作機(動画はこちらを参照)が初の試験飛行に成功したと発表しました。
試作機は全長約9m、幅8.5mで、約80kmの範囲で飛行出来るように設計したということです。
空飛ぶタクシーを巡ってはウーバーが2023年の実用化を掲げるなど、開発競争が過熱しそうです。
なお、ボーイングでは空飛ぶ貨物トラックの開発にも取り掛かっているということで、年内にも実験を行う計画を進めています。
以上、2つの番組の内容を併せてご紹介してきました。
ボーイングといえば、世界的な航空機メーカーの大手です。
そのボーイングが自動操縦で飛行する空飛ぶタクシーの開発を手掛け、その試験飛行に成功したのです。
更に空飛ぶ貨物トラックの開発も手掛け、年内にも実験を行う計画だというのです。
前々回、アイデアよもやま話 No.4335 MaaSで進む交通モビリティ全体の最適化!では、陸上モビリティ全体の最適化についてお伝えしましたが、今回ご紹介したボーイングなどの取り組みは空中モビリティ全体の最適化への取り組みの一環と言えます。
そして、いずれ海上モビリティも含めた陸海空全体のモビリティの最適化が展開されると見込まれます。
ということで、ボーイングは空中モビリティの最適化に向けた先駆的な取り組みをしていると思います。